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プログラミング、アート、映画・本の感想について書きます。

糸井重里「オトナ語の謎」を読んで、五味太郎の「ことわざ絵本」を思い出した

オトナ語の謎。 (新潮文庫)

オトナ語の謎。 (新潮文庫)


オトナが使うような言葉をひたすら紹介している本だ。よく聞くような「イニシアチブ」とか、オトナにならないと使わないような「ゴーする」だとか、そんなよくわからない言葉をほぼ日、および糸井重里が解説してている。

これを読んでから、ITベンチャーで働く方のブログを読んでみると、オトナ語が出るわ出るわでおもしろかった。「落とし込む」「アウトプット」「コミット」といった語がいつもより目につくようになった。自分としては、無意識にオトナ語を使うのは嫌なので、使うときは意識して使いたい。極力使いたくない。

ことわざ絵本

ことわざ絵本


言葉を紹介する本として五味太郎の本を小学生くらいの時に読んだことを思い出した。1ページに一つのイラストとことわざが紹介されている。小学生のときにはよく意味が分からなかったけど、印象に残っている。例えば「ヒョウタンから駒」。本には意味も書いてあったと思うけど、使うタイミングがわからなかったし、周りの友だち、先生などを見ても使っている人がいなかったので、自分から使う勇気を持てなかった。今でも日常会話で使っている人はあまりお目にかかっていない笑。


学生の今の自分にとって、「オトナ語の謎」は小学生のときの「ことわざ絵本」のような本なのだろう。一通り解説は載っているけど、使ったことが無い言葉。周りの友だちも使っていないという不安。正しいのか正しくないのかよくわからない感じ。そのような感情を十数年ぶりに思い出したんだと思う。