not good but great

プログラミング、アート、映画・本の感想について書きます。

「資生堂ブランド」を読んだ感想と懐かしのダイエースプレー

あまりおもしろくなかった。筆者が資生堂の社員ではないので、どこかふわっとしているところがあり、現実味に欠ける。事実だけを伝える本なので、趣旨が違うかもしれないが、ブランド作りに潜む人間ドラマなんかを読んでみたいなあと思った。


021 - YouTube
資生堂のヘアワックス「UNO」がデザインを一新し、CMに芸人を起用したのは、僕が高校生くらいのときだったと思う。UNOのターゲット層は「お金をかけずに自分のセンスで自由を自己演出できるローコストおしゃれエディター」だったらしい。カタカナが多く、歯の浮くような言い回しだが、当時の僕は安くておしゃれに見えるUNOを買ってしまった。確か300円くらいで、ミニサイズのものが買えた。髪に合わなくても、また買い替えれば良いという気持ちがあった。

思春期とヘアワックス

高校生の時は、ヘアワックスを友だちと一緒によく吟味していた。今思えば気持ち悪いが、思春期の中では誰もそれは否定しておらず、むしろ良いワックスがあったら教えてくれという感じだった。当時、僕の高校ではナカノのワックスが定番だった。田舎に住んでいたので、学校の近くの薬局には売っておらず、駅前のLoftにまで行かなければならなかった。後で分かったことだが、薬局にはナカノのワックスは置いてあった。ただメンズのエリアではなく、レディースのエリアに売っていたのだ。それをたまたま発見した時、興奮して友だちに電話したことを覚えている笑。アホだ。

懐かしのダイエースプレー
髪カッチカチ! 「ダイエースプレー」最強伝説 (2006年2月23日) - エキサイトニュース
ナカノのようなおしゃれで、ふわっとした髪型が流行った時期も合ったけど、ガチガチに固めて立たせるのがイケてる時もあった。そんな時に神スプレーと呼ばれたのが、この「ダイエースプレー」だ。なぜダイエースプレーかと言われると、ダイエーに売っているからだ。他の店にもあったかもしれないけど、ダイエーにたくさん置いてあった。地元のダイエーはもう閉店しまったのが名残惜しい。これは本当にガチガチに固まってしまうスプレーだ。シャンプーを3回くらいしないと、落ちない。