not good but great

プログラミング、アート、映画・本の感想について書きます。

情報系の大学生が5年間、習慣的に大学の図書館に通い続けて思ったこと

習慣的に大学の図書館に通っていた

200冊くらい借りた

先日、大学の図書館で借りていた最後の本を返しました。卒業する学生は借りられる期限が今日までだったので、もう借りることはありません。平均して週1冊借りて、5年間大学に行っていたので、たぶん200冊くらいは借りたと思います。だから図書館には思い出がたくさんあります。

借りて家で読むタイプ

思えば大学入学当初から図書館にはよく行ってました。本をじっくり読むというよりは本を探して、家で読むタイプでした。図書館で読んでもすぐに眠くなるので、図書館内で読むとしたら、雑誌とか読みやすいものを読んでました。

読書ノート

ブログで記録をつける前は読書ノートを用意して、読んだ本のメモを取ったりもしました。これは記憶の定着には役に立ちますが、メモするのに時間がかかるので、大体ノートが3冊くらいになって止めました笑。

日本人はなぜ株で損するのか? (文春新書)

日本人はなぜ株で損するのか? (文春新書)

メモの取り方はこちらの本を参考にしていました。ノートを9分割して、そのマスに2,3の事柄をメモするようにしていました。マスに分けると、後で読み返す時に、わかりやすくなります。株について本ですが、情報の整理の仕方にも書かれており、そちらの方が興味を持って読めました。

何を読んだのか

ジャンルは問わない

興味が合ったら何でも借りていました。新書、単行本、それから図鑑なんかも借りました。デザイン集、写真集などは重いので、借りずに図書館で眺めたりもしました。


読んだ本はブグログに記録しています。マンガや雑誌も登録しているので、それらは図書館で読んだわけではありませんが、図書館で読んだものは大体記録できていると思います。自分で買った本を合わせると358冊でした。

興味を持ったジャンル-遺伝子-

利己的な遺伝子 (科学選書)

利己的な遺伝子 (科学選書)

  • 作者: リチャード・ドーキンス,日高敏隆,岸由二,羽田節子,垂水雄二
  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
  • 発売日: 1991/02/28
  • メディア: 単行本
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特におもしろかったのは「利己的な遺伝子」です。人間の祖先の行動がどのように、今の人間の行動に影響を及ぼしているのかについて書かれている部分が好きでした。

モテたい脳、モテない脳 (新潮文庫)

モテたい脳、モテない脳 (新潮文庫)

それから男女の考え方の違いとか、それがどういう理由で違いが出ているのかについて、興味を持ち、脳についての本を借りたりしましたね。

興味を持ったジャンル-ファッション-

「ブランドの服ってどうして高いのだろうか」とか「どうせブランドの服を着るのなら、そのブランドやファッション業界の背景について知った上で着たい」とよく思っていた時期はファッションの本を集中して借りました。

ちぐはぐな身体―ファッションって何? (ちくま文庫)

ちぐはぐな身体―ファッションって何? (ちくま文庫)

鷲田さんの本は読みやすかったと思います。
YOHJI YAMAMOTO―M´EMOIRE DE LA MODE (M〓moire de la mode)

YOHJI YAMAMOTO―M´EMOIRE DE LA MODE (M〓moire de la mode)

幸運にも図書館でファッション関係の写真集が置いてありました。このシリーズはたくさん借りました。書店で見つからない、高くて買えないこともあるので、こういう時に図書館に通ってて良かったなあと感じました。

興味を持ったジャンル-政治経済-

「歴史、政治、経済について何も知らないヤバい!!」とか思ってた時期は、読みやすそうなものを借りたりしました。

自壊する帝国 (新潮文庫)

自壊する帝国 (新潮文庫)

ロシア人の名前がなかなか覚えられませんが、当時の情勢がよくわかって面白いです。ロシアの文化や内情、大学生がどういう生活を送っているのかについても知ることが出来ます。

ソウルの風景―記憶と変貌 (岩波新書)

ソウルの風景―記憶と変貌 (岩波新書)

「韓国ってよく話題になるけど、日本との歴史とか全然知らないよなあ」と思っていた時に読んだ本です。光州事件について興味を持って、光州事件がテーマの韓国映画を見たりしました。自分の中の大きな変化の一つに、韓国の地図を見て、「あの時本で読んだ地名だ」とか「XX事件が起こった場所だ」ということが頭に思い浮かぶようになったことです。

NY Times

TOEICの勉強をしていたときは、意識を高めて、NY Timesを一ヶ月間くらい毎日読んだりもしました。でもTOEICが終わったらすぐ止めましたね笑。結構めんどくさいので。

薄い洋書

The Phantom of the Opera: 400 Headwords (Oxford Bookworms ELT)

The Phantom of the Opera: 400 Headwords (Oxford Bookworms ELT)

  • 作者: Jennifer Bassett
  • 出版社/メーカー: Oxford University Press
  • 発売日: 2007/11/08
  • メディア: ペーパーバック
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同じくTOEICの勉強をしている時は、TOEICの問題集なんかやってもつまらないので、洋書を読んだりもしました。かっこつけて「ソクラテスの弁明」の英語版を読もうとしましたが、挫折しました笑。だから薄くて、簡単なものを読みました。読んだのは「オペラ座の怪人」です。レベルとしては中3の英語の教科書くらいです。やたら字が大きくて、スイスイ読めて気持ちよかったです笑。

本の借り方

本を借りる理由

本を買わない理由はお金がなかったからです。今になると中古の本なら安いので、それを買って、線を引きながら読むのも良いと思うようになりました。

一度に5冊くらい借りる

図書館で何を借りたらよくわからない人もいると思います。探し方としては、新書コーナーに行って、片っ端から題名を眺めて、読みたい本を躊躇無く借りると良いと思います。最初は10冊くらい一気に借りてました。でも重いし、返却期限のこともあるので、5冊くらいがちょうど良いと思います。

好きな作家を見つける

新書を読んでると、そのうち好きな作家がわかるようになります。そうしたら書籍検索コーナーで、作家名を検索します。するとその作家が書いた本が出てくるので、それらを立ち読みします。新書を書いている作家だけど、アカデミックな分厚い本を書いていることもあるので、立ち読みして面食らうことが多かった思い出があります笑。アカデミックな本はかっこいいですが、読めそうになかったら借りませんでした。

興味なかったらすぐに返す

本を借りておもしろくなかったらすぐに返しましょう。すぐに全部読まずに返したら、「自分はダメなやつだ・・・」と最初は思ってました。でもたくさん借りていくうちに、返したからと言って、誰かから怒られるわけでもありません。僕は本を全部読むこと自体に大きな意味があるとは思っていません。大切なのは本を読んで、自分がどう感じたのか、どう考えるかです。本を読んだ後で、日々の生活の見方が少しでも変わったら大満足だと思います!

いつ図書館に行くのか

授業の合間に行く

授業の空きコマがある時によく行っていました。同じように空きコマで暇な友だちから電話がかかってきて、図書館にいるから出れなくて、急いで一度外に出て、かけ直して、「今どこにいる?」と聞かれて「図書館」と答える会話は何回もしましたね笑。

テスト前に行く

テスト前に行くと、いつもの何倍も混雑しています。僕もテスト勉強を図書館でしましたが、テスト勉強よりも自分が読んでみたい本を探す方が楽しかったので、気が済むまで、本を探していました。気が済んだら、テスト勉強をすることにしていました。

土日に行く

図書館は暇な学生にとって、憩いの場です。図書館に行けば、少しは時間を潰せます。だから土日でもよく行っていました。

夏休み、冬休み、春休みに行く

長期休みになっても、僕は毎日することがなく、暇でした。だから図書館に行きました。テストが終わって、全く人がいませんでした。孤独を味わうことが出来ます笑。静かなのでとても集中できます。本を探して、面白いかどうかチェックするためにパラパラと読むみたいな作業がとても捗りました。

5年間大学の図書館に通った所感

ランダム感

本好きには良い場所だと思いました。本棚を徘徊して、おもしろい本を見つけたときの喜びがあります。この偶然の出会い、ランダム感みたいなのはAmazonよりも充実していると思います。

情報系の人も図書館へ行こう

自分は情報系の学科に所属していました。図書館内で学科の人に会うことはテスト前以外ほとんどありませんでした。そこが少し寂しかったですね・・・。

Google PageRankの数理 ―最強検索エンジンのランキング手法を求めて―

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情報系の専門書もたくさん図書館には置いてあります。こんなの情報系の人くらいしか読まないのだからもっと活用しないと、勿体ないと思いました笑。

背伸びしていい場所

大学に入った時なんかは中二病で(今も?)、「岩波文庫読んでる俺かっこいいwwww」と読めもしない難しい本を手に取って、すぐに挫折することを繰り返していました。僕はこの背伸びがとても大事だと思っています。小中高、そして大学と決められたカリキュラムの中で、勉強をするのは、所詮誰か偉い人が決めたカリキュラムに過ぎません。そんなカリキュラムなんか飛び越えて、勉強することのほうが面白いと思っています。だからこの背伸びの行動は、カリキュラムや「大学生ならXXという本を読め」という声に縛られていない証拠だと思います。情報系でも政治経済の本を読んでもよし、哲学もOK!図書館でどんな本を読もうが個人の自由です。誰も怒りません。図書館では存分に背伸びをしましょう!