not good but great

プログラミング、アート、映画・本の感想について書きます。

緒形拳、佐藤浩市出演の映画「社葬」を見て、「道頓堀川」を思い出す

緒形拳と言えば晩年のサングラスをかけた顔が頭に浮かんでいたので、若いときの緒形拳の作品を見るのは初めてでした。葬儀を扱っている映画として「おくりびと」がありますが、今回の「社葬」は「おくりびと」とは違い、コメディーに近い仕上がりになっていました。人が死んでいるという場面では、笑ってはいけないという状況に陥りやすいが故に、おもしろさが生まれやすいのかなと思いました。

死を悼むより、明日の人事

新聞社の権力争い、人事の問題がメインなので、人が死んでも、死を悼むよりは明日の人事が気にかかるというのが人なんだなあと感じました。それをうまく出すために、早い展開やスピード感を演出しているのかなあとも思ってみたり。

佐藤浩市が若い

佐藤浩市が社長の息子役で出ていましたが、若いですね。痩せていて今のようなダンディーな感じはまだ出ていません。

他の出演者も若い

他にも船越英一郎江守徹が出演していて、どちらも肌がつるつる若かったです笑。