画面に引き込む力強い演技
特に緒形拳、三国連太郎、倍賞美津子のスリーショットのシーンは迫力があります。巌(緒形拳)が出所した後に父(三国連太郎)とケンカをし、それを見つめる加津子(倍賞美津子)。それぞれの表情に引き込まれます。こんな風に画面に引き込む力強い役者さんが出てる映画はこの年代に多い気がします。
過去のエントリ
緒形拳が主演です。こちらはコメディー調なので、かなり印象が違います。
緒形拳、佐藤浩市出演の映画「社葬」を見て、「道頓堀川」を思い出す - not good but great
「うなぎ」の感想です。
今村昌平監督、役所広司主演「うなぎ」を見た感想 - not good but great
「冬の華」には倍賞美津子が少しだけ出演しています。
高倉健「冬の華」でチャイコフスキーピアノコンチェルトをかける喫茶店のシーンは鳥肌が立つほどの良さがある - not good but great