not good but great

プログラミング、アート、映画・本の感想について書きます。

黒沢明「悪い奴ほどよく眠る」、板倉(西)が西がどうやって死んでいったのかを訴えるシーンが良い

「悪い奴ほどよく眠る」という題名がかっこよかったから借りて見ました。官僚の話だったせいか、途中までは退屈でした。和田が実は死んでなかったあたりからどんどん面白くなり見入ってしまいました。特に最後、板倉(西)が西がどうやって死んでいったのかを訴えるシーンの演技は圧巻でした。久しぶりに人の気持ちを動かす演技を見た気がします。

題名の意味

amazonのレビューを読んでみました。

悪い奴らには、階級があり、下の方ほど、夜眠る暇がなく、上の方ほど、よく眠れる。後始末の為に、夜を徹して動き回っていた悪い奴が、朝になって親玉に電話報告し、つい『おやすみなさい』と言ってしまう。そんな象徴的な場面が、最後にあります。

ああ、そういう解釈もあるのかーと思いました。単に自分は映画の中で眠っている(眠らされた)娘が悪いのではという見方をしました。娘が場所を言わなかったら、西は殺されなかったと思うので。