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「ITビジネスの原理」を読んで知る、Amazonにはない楽天の強み

ITビジネスの原理

ITビジネスの原理

「ITビジネスの原理」を読んだ。作者の小原さんはマッキンゼーGoogleを経て、楽天で働いている方。経歴がすごい・・・。会社の先輩に薦められたので読んでみることにした。

インターネットにはまだまだローコンテクストなサービスが多い

この本でもハイコンテクストについての話題が上がっていた。インターネットは英語圏のアメリカから広まったので、ローコンテクストなサービスが多く、まだまだハイコンテクストなサービスが少ないという。様々な文化的背景を持つアメリカのような国では、一つ一つきちんと説明しないと伝わらないようになっている。阿吽の呼吸のようなコミュニケーションができるサービスは少ないということだ。

楽天はハイコンテクスト

どの店から買っても同じなのはAmazon、店が独自のページを持つ楽天時には見づらくなるくらいに熱のこもった楽天の商品紹介ページは「商品に魅力的な物語や付加価値をつけている」と言える。だからAmazonはローコンテクスト、楽天はハイコンテクストとなるだろう。Amazonは英語を始めとした、いろいろな言語を使う人が見るので、ページに差異をつけないようにしている。楽天のようにやってしまうと、もしかしたら、ある文化では誤解を与えるようなことになってしまう。

英語圏のユーザ増加に伴い、ハイコンテクストなサービスが求められる?

これからAndroid端末が中国や、インド、アフリカのような人口が多い非英語圏に広まると、その国ごとに適したハイコンテクストなサービスがもっと広まるかもしれない。楽天はお店がページを持つので、世界中に広まると、その地域ごとにあった紹介ページを作ることが出来る。そこが楽天の強みだろう。

Pokeは意味がないから残った

英語が母国語で、同じような背景を持っている人が使うサービスがあったら、それはハイコンテクストなサービスになると言えるかも。初期のFacebookが大学寮限定だったように、狭いコミュニティでしか成り立たないようなやつ。FBは始めからPokeという機能をつけており、サービスを大きくしてもPokeは残っていた。それはPokeに意味がなかったからだと思った。もし意味があったら、それは限定された文化に属する人だけがわかる意味になっていただろうから。

小原さんのおまけ情報


筆者の小原さんはYoutubeのチャンネルを持っており、10分対談というものもやっている。猪子さんやnanapiの古川さんと対談してるみたい。
そういえば、小原さんは「PLANETS vol.8」にも出ていた。「ITビジネスの原理」を読んでから気づいた。