not good but great

プログラミング、アート、映画・本の感想について書きます。

バカリズムのDVD「生命の神秘」「勇者の冒険」「ピンチ」「キックオフ」「運命」「宇宙時代」を見た

バカリズムオールナイトニッポンを聞き出して、面白いから、ネタをもっと見たいと思って、DVDを6本借りて見てみた。ざっくりとした感想を書いてみる。見た順番は適当。

生命の神秘

爽快昔話

現代の話をずっとして、オチで昔話の定番を出してくるやつ。オチまでそんなに長くないので聞きやすい。

ふるさと

架空都市「へこさき」がふるさとの人の話。バカリズムは「架空○○日記」というネタを書いている。最初はヘコサキをどこかの都市と勘違いしているのかと思った。

熊谷さん

「犯人はこの中にいる!」という一声から始まる話。しかしその場に犯人はいない。欠席しているwコナンのような立場の刑事?探偵?はあたふたしてしまう話。そうそう都合良くいてほしい人が全員そろうことはないというよくあることを盛り込んでいて面白かった。コナンや刑事ものの見方が変わるかもしれない。

橘斬九郎

つまんないのでとばした。

非ハリウッド

ずっとしゃくれながら話していたところが面白かった。

勇者の冒険

注意事項

上演前に会場の人に「携帯を切ってください」などの注意事項をパペットを用いて伝えていた。それを動かしているのがバカリズムというのが最後わかって面白かった。

勇者の証明

同じ言い回しが多いので、ちょっと退屈した。

中年とボタン

土偶じゃなくてハサミに見えた。

ボウ

マイケルジャクソンを売れない芸人のように扱う話。

アメリカン官能小説

ケントデリカットやグランドキャニオンなど何の比喩にもなっていないものが後半になって出てきて面白かった。最初から出していたら理解されないと思う。

YOIDEWANAIKA!

同じ言葉を繰り返すのは不快な印象を与えると思った。面白くない。

青年とスピーカー

収録された屁の音はあまり面白くはないと思った。イボ痔のボケはさぶいw

根本のおもしろさ

面白い話を友だちにうまく伝えられない男の話。こういう人いるなあと思った。後半関西弁を話したり、泣きじゃくったりするのは面白くなかった。

岸壁DEクライマックス

犯人を断崖絶壁まで追いつめて、動機を聞くと、動機がえらく長いという話。適当な相槌が面白かった。

ピンチ

ピンチマン

コンタクト落としたというのが唐突すぎてあまり面白くはなかった。

Brand New万有引力

万有引力を発見したと言い張る男が文部科学省に電話する話。プロ野球2000本安打、至上X人目の快挙というように、すでに達成されていても祝ってもいいじゃないかという言い分。確かに言われてみればと思ったw

ノーツー

たとえ話を野球でする話。途中から例えがなくなって、ただの野球になっているところが面白かった。

大ピンチ

東京の知っている都市が出てきたのが良かったくらい。

家族

結婚を相手方の父にお願いする話。お前誰やねんとなる流れは面白かった。最後に親指になるのはよくわからない。

ネロス

走れメロスのパロディ。原作では親友を身代わりにするが、そんなに仲良くない友だちを連れてきて身代わりにする話。面白かった。身代わりに事情を説明するとき、小声でざっくり言うのも面白かった。

告ぐ

よくある話だったからもっとひねってほしかった。

キックオフ

FIFA

サッカーのルールを変更する話。フリーガンのことを「お饅頭モグモグ隊」にしてたのは面白かった。まじめにフリーガンという言葉はかっこよすぎるので、もっとダサい命名をしたら、迷惑行為が減ると思う。

弱の中年

弱、中、強の調節つまみがへそについた男の話。体に異変が起こるシリーズ。オチがよかった。

1年D組地理バカ先生

都道府県を「持つとしたら」の話。有名なので見たことあった。初め見たときは面白かった記憶がある。

このあいだばなし

竜宮城に行った話を友だちにする話。バカリズムには昔話が多いかもしれないと思うようになった。

なんとかなんとか

言い方で笑わせようとしたり、繰り返しで笑わせようとするときに、刺さらなかったら本当につまらないと思った。

万引き

業界用語を出すというのはこれまで何度も見てきたので、面白くなかった。業界用語ネタなら「夙川アトム」のほうがいい。

ホイッスるべきもの

選手を集合させたときに目線を上に向けたところがおもしろかった。

運命

絶対に負けられない戦い

サッカーの人が何としてでも勝利にしがみつこうする感じがよく現れていたと思う。

それいけ!ベートーくん

面白くない。

マジカル★中年

さとる君とミネギシを演じるときにカメラのカットが変わるので、一人で演じているのにそれっぽく見えていた。さとる君をアップで撮って、さとる君が目線を上に上げると、背の高い人と話しているように見えた。

鬼、はやすぎた男、TABETA!、運命のスケジュール、すべて微妙だった。何だろう。自分が面白くないのに会場が異様にウケていてい不自然に感じた。

宇宙時代

ま行時代

ま行しか話せない人の話。発想が面白いし、噛まずにすらすら言えているバカリズムがすごいと思ったw

ヌケなくて

ビデオデッキに男性器を突っ込み抜けなくなった話。売れていない頃のネタなのか、これまで見てきたものよりもオリジナリティがある気がした。

冬ジョンソン

外国人が日本語を喋るマネをしていたんだけど、面白さが言い方にしかないから良くない。

NHSNJG

イニシャルトークで日本史の授業(NHSNJG)をする話。以前どこかで見たことのあったネタだったけど、耳から入って自分の頭の中で変換するのが面白かった。

野球官能小説

おなじみのシリーズの元祖?。こういう風な何かを見立てるのは面白い。

泣き男泣く

面白さがよくわからなかった。

トツギーノ

バカリズムが売れたきっかけになったネタだろう。もう見慣れてしまってあまり笑えなかった。

九龍の拳

音楽に合わせて適当にカンフーをする話。あまり面白くない。

イケなくて・・・

死んで幽霊になった主人公が、死んだ後の流れに困る話。設定が面白かった。死んだら地獄や天国に行くという話があるけど、細かい段取りってどうなっているんでしたっけ?という問いが面白かった。

ぱ行時代

「ぱ行」しか話せない人の話。ま行時代に同じ。ぱ行なので、少し可愛らしさが出ている。

プロレス官能小説

アイム蝶野は笑ったw

全部見た後の感想

2007年の「宇宙時代」が一番良かった。昔のほうが面白いとなってしまった。昔のほうがセットとかもシンプルだからか、言葉を操作するネタが多かったように思う。これはお金がかからなさそうだ。「NHSNJG」「ま行時代」「プロレス官能小説」などがそうだ。

バカリズム日本映画学校(ウッチャンナンチャンの出身校)を卒業していることもあって、演技が自然だと思った。「Brand New万有引力」「イケなくて・・・」「ヌケなくて」、トムクルーズはこうじゃないよなと言うやつ(名前を忘れてしまった)のキャラは何で全員しゃくれているのかと思ったw

フリップネタも面白かった。「トツギーノ」や「1年D組地理バカ先生」はテレビでもやっているけど、「家族」は見たことなかった。テレビでやっても好評だと思う。