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プログラミング、アート、映画・本の感想について書きます。

マンガ「女帝」のヤンキーマンガとの共通点

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マンガ「女帝」を読んだ。面白かった。

アプリで読んだ。24巻すべてスマホで無料で読める時代。見開きページを縦型のスマホで読むのは少し読みづらかったけど、問題なく読めた。広告もあったけど、無意識にすぐに非表示にしてた。

内容

ホステスが銀座ナンバーワンを目指すマンガだ。

ヤンキーマンガとの共通点

ヤンキーマンガと共通点があるように思えた。なんとなく考えたことを適当にだらだら書いてみよう。

舞台に馴染みがある

舞台は中高であることがほとんどだ。中学や高校なら多くの人が通っていたので、馴染みがある。なのでストーリーがわかりやすい。

例えば読んだ「クローズ」だと(7巻くらいまでしか読んでいない)高校1年,2年,3年の立場の違いがある。年齢は少ししか違わないが、圧倒的な位の差がある。こういうの中学校、高校に行っていたら「あるある」話ですんなりストーリーが入ってくる。

女帝の場合
舞台に馴染みはない。クラブに行くような人は限られている。しかし映画やドラマなどのフィクションを通して、なんとなくはイメージできる。フィクションにしても、現実と違う点を確かめようがないので、良いのかもしれない。

主人公が強い

「クローズ」「WORST」では主人公が最初からメチャクチャ強い。だから強いとされているやつをボコボコにするのは見ていてスカッとする。

主人公が弱いがポテンシャルがあるという時もある。この前初めて「はじめの一歩」を読んだのだけど、そのパターンだった。一歩はいじめられっ子だったけど、ボクシングの才能があった。

女帝の場合
主人公、彩香は美人で頭が良い。これは主人公が強いと言えるだろう。

仲間が増える

昨日まで敵だったやつが、喧嘩に勝つと仲間になっていたりする。全員がそうじゃないけど、まあまあ強い奴らが仲間になると読んでるほうまで嬉しくなる。

女帝の場合
最初は全然お客がいないけど、贔屓にしてくれるお客さんが出てきたり、クラブのママと仲良くなったりする。クラブも十三、ミナミ、銀座と移り、それぞれのお店のママとかなり親しい関係になっている。これは仲間が増えていると言える。

どんどん強い敵が出てくる

「ボーイ」ではワンピースのミスターゼロが一番強いみたいに、数が減ると強いという称号がある不良軍団?が出てくる。ワンピースがパクったのではないかと思うくらい似ているw

女帝の場合
10巻くらいまでは、玄人ホステスや見た目は良くないのにお客さんがたくさんつくホステスなどが出てきて面白かったが、ライバルとしてはそのへんで頭打ちしている印象がある。男性を敵と捕らえると、その筋の人や政治家などたくさん出てくるが、超人レベルは出てこない。