物語で書かれているのが面白い
この本の面白さは訓戒垂れているような内容ではないことだ。話が物語で書かれているのが面白い。兎角公はダメ息子である蛭牙公子の素行に困った。そこで儒教の先生である亀毛先生を読んで説教させようというのだ。亀毛先生は儒教の考え方を蛭牙公子に伝える。蛭牙公子はそこで「真面目に生きます!」と感化されるw しかしこのやり取りを横で聞いていた虚亡隠士という奴が登場。この人は道教を支持している。今度は虚亡隠士が道教について解説。蛭牙公子はまたこれに感化されるwこのやり取りを聞いていた仮名乞児という男が今度は出てくる。この人は仏教の支持者。最後は蛭牙公子が「仏教すげー」となって終わるw