not good but great

プログラミング、アート、映画・本の感想について書きます。

「会社を変える分析の力」

データビジュアライズに興味があり、この本を会社の人が薦めていたので読んでみた。

当たり前なことだけど、ビジネスにおいては意思決定を変えるようなデータ分析に意味があり、意思決定に影響しないような分析に価値がないということが痛いほどわかった。分析手法うんぬん、統計、数学の理解よりもずっと大事なことだと思えた。

著者は大阪ガスでデータ分析をしている方であり、実際の現場にデータ分析をして業務を改善した経験があるので、説得力がある。現場の人を説得するという泥臭いことまでやるのがデータアナリストの仕事のようだ。