not good but great

プログラミング、アート、映画・本の感想について書きます。

書評

最近読んだ中国関連の本

中国の論理 - 歴史から解き明かす (中公新書)作者:岡本 隆司中央公論新社Amazon 難しくて途中で読むのやめた。 日本人は知らない中国セレブ消費 日経プレミアシリーズ作者:袁 静日本経済新聞出版社Amazon そこそこ金持ってるプチセレブについて書かれた本。…

「愚か者、中国をゆく」

愚か者、中国をゆく (光文社新書)作者:星野博美光文社Amazon 香港からウイグル地区まで鉄道で旅をする話。著者はパワフルな女性で中国語が堪能だ。1980年代の話なので切符を買うのにも一苦労。一日中並んでも買えないこともある。徒労に終わった話がたくさん…

「暴走族だった僕が大統領のシェフになるまで」

暴走族だった僕が大統領シェフになるまで作者:山本 秀正新潮社Amazon ヤンキー本だと思って読んだらだいぶまともな本だった。料理の作り方、お店の経営について著者がやってきたことが具体的に書かれている。印象的だったのはウェイターの話。海外ではウェイ…

東野圭吾「手紙」(ネタバレあり)

手紙 (文春文庫)作者:東野 圭吾文藝春秋Amazon 最後に刑務所でライブするというのがよかった。

朝井リョウ「何者」

何者 (新潮文庫)作者:朝井 リョウ新潮社Amazon 就職活動をテーマにした話、作者が自分と同世代のせいか共感しながら読むことができた。Twitterが作中に出てきてツイートを通してキャラクターを描くのはフィクションで見るのは初めて。現実世界では毎日のよう…

湊かなえ「告白」

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)作者:湊 かなえ双葉社Amazon 小説の「告白」買って一気に読んだ。ここまでテンポよく読めた小説は久しぶりだった。章ごとにそれぞれのキャラクターが独白する文章でここまで引き込まれるとは。人物が延々としゃべっている…

8~9月に読んだ本

反脆弱性[上]――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方作者:ナシーム・ニコラス・タレブダイヤモンド社Amazon 不測の事態が起こった時は楽しめたもん勝ちという話だった。 Airbnb Story 大胆なアイデアを生み、困難を乗り越え、超人気サービスをつくる方法…

「生涯投資家」

[asin:B072KGSJLR:detail] 基本的な考えみたいなもの コーポーレートガバナンス推進おじさん 上場企業は誰でも株を買うことができるというリスクを背負っているという自覚を持たないといけない 先行投資や株主に還元せずにお金を使わずに持っているだけなら…

「誰がアパレルを殺すのか」

誰がアパレルを殺すのか作者:杉原 淳一,染原 睦美日経BPAmazon アパレルは記事の原料生産から販売までの間に仲介業者がたくさん存在 旧式な企業は仲介業者が多いのでコストがかかる 服のデザインを考える商社がおり、同じ商社をつかっていると同じようなデザ…

「いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン」

いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン作者:大塚 雄介ディスカヴァー・トゥエンティワンAmazon ビットコインの技術的な背景 ハッシュ関数は大きなデータを固定の文字列に変換できるから便利 マイニング マイニングは16桁の数字が0になるのをひた…

「色即ぜねれいしょん」

色即ぜねれいしょん渡辺大知Amazon ヒゲゴジラ役の峯田が良い。青春ムービーの中でおっさんなのに、少年っぽさが残る行動に心が惹かれた。

「空気の作り方」

空気のつくり方作者:池田 純幻冬舎Amazon ベイスターズの試合を見に行ってみたくなる本だった。 以下はメモ。 野球球団と球場は会社が別のとこが大半 ベイスターズと横浜スタジアムを統合した 球場をボールパークと読んでてかっこいい。MLBっぽい チームが勝…

「嘘つきアーニャの真っ赤な嘘」

嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)作者:米原 万里KADOKAWAAmazon ロシア語同時通訳者・作家の米原万里さんの「嘘つきアーニャの真っ赤な嘘」を読んだ。米原さんは小学生?のとき5年間チェコのプラハに住んでいた。ロシア語の学校に通っており、そこで…

レイ・クロックの自伝「成功はゴミ箱の中に」

成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝―世界一、億万長者を生んだ男 マクドナルド創業者 (PRESIDENT BOOKS)作者:クロック,レイ・A.,アンダーソン,ロバートプレジデント社Amazon マクドナルドをフランチャイズにして世界中に広めたレイ・クロックの自伝を読…

「ヤンキー記者、南米を行く」

ヤンキー記者、南米を行く作者:吉永 拓哉扶桑社Amazon 少年院に入っていた著者が出院後、親から「南米を3年間放浪してこい!」と言われて強制的に南米に連れて行かれる話。 最初はいやいやだったけど、持ち前のヤンキー根性で数々の苦難を乗り越え、大人にな…

「イミテーションゲーム」「異端の統計学ベイズ」

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(字幕版)ベネディクト・カンバーバッチAmazon チューリングがエニグマ暗号を解く映画「イミテーションゲーム」を見た。 異端の統計学 ベイズ作者:シャロン・バーチュ マグレイン草思社Amazon ベイズの歴…

ハッシュについて知る「なっとくアルゴリズム」

なっとく!アルゴリズム作者:アディティア・Y・バーガバ翔泳社Amazon ある高次元ベクトルと要素数が数十万くらいの配列から似ているベクトルを探したいときに時間がかかってしまい困っていた。いろいろやり方を調べると、LSH(Locality Sensitive Hashing)と…

独居老人スタイル

独居老人スタイル (単行本)作者:都築 響一筑摩書房Amazon これは最高。日本を元気にするのは若者じゃなくて老人だ!😂👌

「応用数学夜話」

応用数学夜話 (ちくま学芸文庫)作者:森口 繁一筑摩書房Amazon 専門的な数学の本を読める自信がない、しかし数学に関する知識は増やしたい。ということでそういう読み物を買って読んでみようと思って買った。 どれくらい商品を仕入れると一番利益が出るのかと…

007「スカイフォール」

007 / スカイフォール (字幕版)Amazon 今回はボンドカーが少し活躍したのが良かった。ただ旧式だったので最新のアストンマーチンで暴れてほしい。

秋山仁「誰かに解かせたくなる算数・数学の本」

誰かに解かせたくなる算数・数学の本 (幻冬舎文庫)作者:秋山 仁幻冬舎Amazon 神保町の古本屋で100円で購入。たまに暇なときに読んだら面白い。確率の話なんかはMachine Learningにも少しは関係すると思う。

甘利俊一「情報理論」

情報理論 (ちくま学芸文庫)作者:甘利 俊一筑摩書房Amazon 難しかったので第1章で挫折した。けど情報量、エントロピーについて読みやすい語り口で書かれている。

ヤンキー人類学

ヤンキー人類学-突破者たちの「アート」と表現作者:斎藤環,都築響一,椹木野衣,増田聡,飯田豊,石岡良治,卯城竜太,櫛野展正,津口在五フィルムアート社Amazon 狂気に感じる創作欲に圧倒された。デコトラと言えど、あなどるなかれ。プロフェッショナルな職人です…

プログラミングのための確率統計

プログラミングのための確率統計作者:平岡 和幸,堀 玄オーム社Amazon 確率統計を例え話を使って説明した本。例えが上手くないと混乱を招く恐れがある。事前知識があるとなおさら混乱するからも。自分は知識ほぼゼロから読んだので「へえー」みたいなかんじで…

「図解・ベイズ統計「超」入門」を読んだ

図解・ベイズ統計「超」入門 あいまいなデータから未来を予測する技術 (サイエンス・アイ新書)作者:涌井 貞美SBクリエイティブAmazon 結構しつこく同じことを解説しているのでわかりやすいと思った。確率分布に馴染みがなかったので勉強になった。 www.youtu…

アフリカにょろり旅、ウナギの不思議な生態

アフリカにょろり旅 (講談社文庫)作者:青山 潤講談社Amazon うなぎの本を読んだ。うなぎの生態を研究する院生がアフリカにうなぎを探しに行く話だ。ウナギを捕まえるためにアフリカのよくわからない地域に行き、死にそうになりながら駆け巡っていて面白かっ…

コロンビアで日本食レストランを開業した人の話の本を読んだ

海外で日本食レストランを経営してみたら: コロンビア「飯や」奮闘記作者:高橋弘昌,北澤豊雄レガラールAmazon その時のメモ。 コロンビアでレストランを始めるまでの経緯 ヒッピーで海外放浪 ロンドンで料理人を始める オーストラリアで修行、NYヘ コロンビ…

開成調教師

増補改訂版 開成調教師~安馬を激走に導く厩舎マネジメント~ (競馬王新書EX005)作者:矢作 芳人ガイドワークスAmazon テレビで調教師矢作さんという方が紹介されていたので、本を読んで見た。開成高校卒業して、大学に行かずに調教師になった人。開業8年で日本…

「ニュースで学べない日本経済」、人気な富士山静岡空港

ニュースで学べない日本経済作者:大前 研一KADOKAWAAmazon 日本の将来に対して悲観的な意見が多く述べられている本だけど、肯定的な意見を述べている箇所もあった。それがインバウンドで外国人がたくさん来ていること。特に富士山静岡空港がアツいとのこと。…

「会社を変える分析の力」

会社を変える分析の力 (講談社現代新書)作者:河本 薫講談社Amazon データビジュアライズに興味があり、この本を会社の人が薦めていたので読んでみた。 当たり前なことだけど、ビジネスにおいては意思決定を変えるようなデータ分析に意味があり、意思決定に影…