not good but great

プログラミング、アート、映画・本の感想について書きます。

「エイリアンVSプレデター」で設定がおかしい点をいくつか指摘してみる。

おもしろい、おもしろくない以前に設定がおかしい。以下ネタバレありなので注意。

プレデターの脚が遅い

終盤、主人公の女と一緒に逃げるシーンがあるが、女性と同じ速さで逃げている。それでもエイリアンを狩るハンターなのか?もっと早く走ってほしい。

時間の流れがおかしい

10分ごとに建物の構造が変わる設定だった。映画の中では5~6回変わったと思う。従って、棺から銃を取ってから終わりまで1時間くらいしか経っていない。人間を餌にさせて、プレデターがエイリアンを狩るというゲームは1時間で終わるものでいいのかと思う。そんな1時間のために、プレデターはわざわざ地球に来てると思ったらたいそう暇なんだろうなと思った。

エイリアンの成長スピードが速すぎる

ものの1時間で、誕生から中くらいのエイリアンに成長している。あの成長スピードは異常だ。

なぜ100年に1度?

棺を開けるときに、前回開けたのが1904年だった。それ以前に開けることはなかったのだろうか。それで次がなんで100年後なのだろうか。それはキリがいいからなのだろうか。しかし当時の支配者プレデターなので、人間の時間間隔がそのまま当てはまるとは限らない。

プレデターが弱い

3人も来ているのに、すぐ2人が死んでしまった。エイリアンとの戦い方は伝承されていないようだ。しかしあんなに高速で飛べる飛行機をつくれるくらいだから、それくらいわかると思う。またプレデターが透明になるシーンがあるが、透明になる必要はないと思う。相手は人間だし、倒そうと思えばすぐに倒せるはずだ。こそこそやるより、ささっと切れば早くエイリアンを倒せたと思う。

親エイリアンはどうして先回りして逃げ出したのか

拘束された親エイリアンは、拘束が解けてすぐ動き出した。それと同時にプレデターが爆弾をしかけ脱出を試みる。爆弾のことは親エイリアンは知らないはずなのにどうして先に外に出ることができたのだろうか。プレデターの仲間の船が来ているのを知っていて、攻撃でもしようとしたのか。それとも外にいれば、いずれ女と主人公が出てくると考えていたのだろうか。

古代文明はなぜ歴史に残らなかったのか

プレデターが捕虜にしていた人間は、ピラミッドに書かれた文字から判断すると、エジプト、インダス、アステカ文明の人だろう。もしかすると、全然違う人間にそれらの文字を教えていたのかもしれない。南極大陸が昔、どこにあったのかは知らないが、それらの文明の人はそこに住んでいない。そうなるとプレデターはそれらの人を誘拐して飛行機に乗せて、南極まで持ってきたことになる。そんなむちゃくちゃなことしていたら、歴史に残ると思うのだが、そうはならないみたい。

以上、いろいろ思うことがあったので書いてみた。