not good but great

プログラミング、アート、映画・本の感想について書きます。

サマソニでメタリカを見て、いっそう音楽を好きになった。

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サマーソニック2013東京(千葉?)に行ってきた。普段ライブにも行かないで、もっぱらyoutubeとかCDしか音楽を聞かないが、メタリカが来ると聞いたので、行ってみようと思い、チケットを買った。

場所は千葉マリンスタジアムのアリーナにステージを組んで行われた。連日の暑さから、ライブの日もやばいと思っていたが、なんでも21世紀に入って一番暑かったそうだ。立っているだけで汗がたらたら落ちてくるほどだ。水分も3Lくらいは飲んだかもしれない。

VOLBEAT
全然知らなかったけど、最初だから聞いてみた。モッシュでおっさんがいきなり回りだして驚いた。お客さんは1000人くらいおったかも。

ONE OK ROCK
VOLBEATを聞いて暑すぎたので、一回退場。水分を買うのにだいぶ時間がかかってしまった。ONE OK ROCKは名前くらいしか知らなかったので、そんなに急いで入場しようとはしなかった。ゆっくりと再度入場。聞いてみると、ボーカルの声量が結構あって、よかった。初めてだったけど、盛り上がれた。それに会場を盛り上げようという気持ちがとても伝わってきたので、観客みんなが一気にヒートアップしていった。

マキシマム ザ ホルモン
サマソニ常連の方には怒られるだろうが、一回も聞いたことが無かった。サマソニに行く前は友だちから「ホルモンはやばいぞ」と聞いていたし、会場にもホルモンのTシャツを着ていた人がたくさんいたので、どうなるんだろうと思った。前列10列目くらいのところで場所を確保。始まると、一気に後ろの人が押してきてつぶれそうになった笑。頭振るは、声はあげるはでテンションがやばかった。暑さで朦朧としてきたので、中央アリーナを二つに分けているほうの端っこに逃げた。何人も途中で気持ち悪くなって、退場して大丈夫かなと思ったけど、なんとかついていけた。これが夏フェスというものなのかと思い知ったライブだった。かろうじて水の放水を浴びたので、少し元気が出たけど、体力はゼロに近かった。

BULLET FOR MY VALENTINE
アリーナで見るつもりだったけど、ヘトヘトになってしまったので、スタジアムの2階席で見ることにした。飯などを食いつつ、ぼーっとしながら見ていた。BFMVは前に友だちからアルバムを借りたことがあったので、「Scream Aim Fire」を聞けたときは鳥肌がたった。離れてみて見るとモッシュが3つくらい出来ていて、あのままアリーナに残っていたら死んでたなと思った。

FALL OUT BOY
聞いてない。体力温存のため寝ていた笑。会場の階段近くの空いたスペースで寝ていた。鳥の糞で床が汚かったが、そんなことは気にしていられない。腹が減ったので焼きそばを食べた。

Linkin Park
「Faintは聞いとけ」と事前に友だちから言われていたが、聞かずに行ったので、よくわからんかった笑。会場はかなり盛り上がっていた。アリーナの端の方で見ていた。ギター?かベース?の人がキーボードをやったりといろんな楽器を演奏していたのに驚いた。DJっぽい人がカメラを意識して、ポーズを取っていたので、ちょっと笑ってしまった。

METALLICA

演奏した曲リスト

The Ecstasy of Gold (Ennio Morricone song)
    1. Hit the Lights
    2. Master of Puppets
    3. Holier Than Thou
    4. The Four Horsemen
    5. The Day that Never Comes
    6. Carpe Diem Baby
    7. I Disappear
    8. Sad but True
    9. Welcome Home (Sanitarium)
    10.Orion
    11.One
    12.For Whom the Bell Tolls
    13.Blackened
    14.Nothing Else Matters
    15.Enter Sandman

    Encore
    16.Creeping Death
    17.Battery
    18.Seek & Destroy

サマソニ行ってよかったと心から思えるパフォーマンス、生きてて良かったと思えた感動!

リンキン終わりに急いで前の方に行ったので、前から5列目くらいで見た。ステージ設営で1時間くらい待たされたが、お客さんもみんな興奮していて、時折「マスターーーーー!」と叫ぶ者もいて、演奏をまだかまだかと待ちわびていた。

オープニングはThe Ecstasy of Goldという曲で、映画風のPVがいきなり流れてきて、ざわざわした。後で調べてみると、メタリカのライブのオープニングでよく流れているものらしい。どんどんテンションが上がってきて、ドーーーンとHit the Lightsが始まったときの盛り上がりはやばかった。やばかったとしか表現が出来ないのが残念だが、それくらい言葉にできない感情の動きがあったと思う。ホルモンのとき以上に、後ろの人が押してきて、息が出来なくなった笑。それでもなんとか「うおおお」とか声を出しながら粘っていた。途切れること無く2曲目、Master of Puppets 。念願の「MASTER!!!!」だ。押したら押し返し、こけたら踏まれて死ぬかもしれないと思って、ホルモンのときの経験から、端へなんとか逃げた笑。ちょうど端のところが、ステージの中央前に位置するから、移動できて、儲け物だったと思う。それでも、モッシュに巻き込まれそうになったり、ひやひやしながらライブを見ていた。

ジェイムスがすぐ近くで歌っていたり、カークが流す汗の一粒が見えたり、ベースのゴリラが「フーーーー!」と吠えるのを聞けたり、ラーズが舌出してるのが生で見えたり、もう本当に夢かと思った。大勢の人を感動させると言葉で書けば簡単なのだけれど、それを実現しているメタリカは本当にすごい。なぜかよくわからないけど、明日からがんばろうと思えたし、日頃のストレスをすべて発散できたと思う。

そんな毎日毎日メタリカを聞いている訳でもないし、2,3年前から聞き始めたにわかファンでしかないけど、メタリカをいっそう好きになれた。ライブを見ている時、後ろの人が、歌詞をほぼすべて歌えていたので、歌詞を覚えていない自分が情けないとも思えた。ライブが終わって家に帰ったあと、演奏していた曲をyoutubeで聞いたり、歌詞を検索したりして、メタリカのことをもっともっと知りたいと思えた。世の中にこんなにすばらしい物があるのかと改めて思えたライブだった。

ほんとうに行ってよかった。音楽はすごい。サマソニ最高!