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プログラミング、アート、映画・本の感想について書きます。

英語添削サービス「Lang-8」を一か月使ってわかった、良いところと改善してほしいところ

英語の勉強をしようと思ってLang-8のサービスを使い始めた。
Multi-lingual language learning and language exchange | Lang-8: For learning foreign languages

サービスの概要

ユーザが学習したい言語で文章を書き投稿し、その記事をネイティブである他のユーザが添削するというサービス。添削をたくさんすれば、自分の記事を添削されやすくなる仕組みになっている。

投稿例

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上のように僕が自転車の空気を入れたことを英語で投稿すると、ネイティブのユーザが細かく添削してくれる。ネイティブの中には日本語を学習している人もいるので、コメントが日本語の場合もある。

Lang-8の良いところ

添削のスピードが早い
投稿をすると、早い時で5分ほどで添削結果が返ってくる。早いので自分が書いた英語を覚えているうちに間違いを学習できる。

日本語の練習になる
日本語学習者の添削することで、普段意識しない日本語の難しさを痛感できる。

全ての本は良い本というわけではない
全ての本は良い本わけではない
全ての本は必ずしも良い本ではない
全ての本は良い本とは限らない

例えば、上の4つの文で間違いはあるのかという投稿があった。僕は「~わけない」という言葉は形容詞の後につけると答えた。

Lang-8の改善してほしいところ

Lポイントの意味がよくわからない
他のユーザの記事を添削すると。「Lポイント」というものがもらえる。そのポイントが多いほど、添削されやすいというふうになっているが、どの程度添削されやすくなるのかというのがわかりにくい。

Lポイントの配分の仕組みが曖昧
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Lポイントは一つの文を添削すると、10ポイントもらえることになっている。

Lポイントは投稿によっては、もらえるポイントが増加することがある。例えば、Lang-8に初めて投稿するユーザの記事は、添削すると通常の10倍ポイントがもらえる。また投稿したばかりの記事はポイントが2倍になったりしている。3倍になったり、6倍になったりするときもあるが、この基準はよくわからない。


プレミアム会員の良さがよくわからない
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有料会員の記事はタイムラインの上のほうに表示されるので、よく目につくが、添削するとたくさんポイントをくれるわけではない。だから実際はあまり添削されないと思う。10倍くらいのポイントがもらえるようにすればよいと思う。ユーザはポイントが欲しいから、10倍もらえる記事をたくさん添削したほうが効率が良い。しかも長文の場合だと、2000ポイントくらい一度にもらえる場合がある。

母国語で記事を投稿するユーザがいる
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日本語学習者の人で、英語で記事を投稿する人がいる。これがタイムラインに表れると、添削する意味がないので、ただのノイズになる。母国語で日記を投稿する場合は、タイムラインに表示しないようにしてほしい。

記事の検索ができない
日本語学習者は結構日本の映画やドラマを見ていたりする。外国人から見た映画やドラマの感想を読んでみたいというときに検索が使えたら便利。だから検索機能をつけてほしい。

モバイルのアプリがない
スマホから投稿はめんどうかもしれないが、添削結果を見たりできると便利だと思う。記事を投稿すると、早く添削してほしいとよく思う。移動中などに添削結果が見れないと、何の記事を書いたのかさえ忘れてしまう。

ランキングの意味がわからない

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Lポイントのランキングがトップに表示されるようになっている。直近3日間のランキングなので、サボるとすぐにランキングが落ちてしまうのでストレスになる。がんばって添削をすると、英語のランキングで40位くらいに入ることもできる。

ランキングが上がると嬉しいが、だからと言って自分が勉強したい語学の能力があがるわけではない。ランキングが低くても、添削をしてくれるフレンドを持っていたほうが、添削をされやすく語学が上達するだろう。

ランキングはそんなに重要ではないので、トップに表示しなくてもよいと思う。