not good but great

プログラミング、アート、映画・本の感想について書きます。

「攻殻機動隊 S.A.C 2nd GIG」「再起動」「飽食の僕」の粗筋と見た感想(ネタバレあり)

第1話 再起動 REEMBODY

粗筋
中国大使館がテロ組織「個別の十一人」に占拠され、人質を取られた。テロリストの要求は中国での難民の増加を受けて、難民受け入れの撤廃、招慰難民居住区の完全閉鎖だった。警察は人質の救出に苦戦していた。秘密裏に待機していた公安9課は荒巻からの指示を待つ。荒巻は女性の新首相茅茸を説得し、9課に突入を命じる。特定のリーダーを持たない「個別の十一人」は強敵ではなく、9課は光学迷彩や相手の目を奪いながら作戦を成功させ、人質を救出する。功績を認められ、晴れて公安9課は再結成された。最後にラボで記憶を蘇らせたタチコマが戻ってきた。

感想
1話目ということもあり、9課全員が登場した。1stシーズンでも突入待機からのスタートだったように思う。これは初めて見る人に向けて、攻殻機動隊とはどういうものかを知ってもらうために作られた構成だろう。

ビルの周りを飛ぶヘリコプターが3Dに見えてリアルだった。昔のアニメと違っては単なるパラパラマンガではないところを楽しみたい。

第2話 飽食の僕 NIGHT CRUISE

粗筋
大戦の前線で戦っていた兵士ギノは、戦争が終わりパイロットをしていた。大戦では多くの兵士が義体、電脳化されており、ギノもサイボーグになっていた。ギノは性病のせいで下半身を失っており、性的な機能を失った悲しみから妄想を始める。それは義体の特許で儲けていた片倉を暗殺し、その娼婦を助けるというものだった。

サイボーグにとって食事をすることは意味のないことだ。仕事場の同僚はギノと同じように元兵士でサイボーグだ。彼らはギノを飲みに誘ったり、平気で食べ物を食べたりする。ギノはそれを見ていてもたってもいられなくなる。どうしてそんな無駄なことを?自分たちは義体として戦争の道具として利用された過去を持っているのにどうして平気でいられるのかと。そのような思いもあり、妄想は肥大化していく。

感想
てっきり地雷を踏んだとかで下半身を失ったのかと思ったら、悪質な性病だった笑。

招慰難民の話がよく出てくる。