not good but great

プログラミング、アート、映画・本の感想について書きます。

「君に届け」の【episode.7~12】についてダラダラと感想と粗筋を書く

episode.7 土曜の夜

粗筋

矢野と吉田と仲直りした後、爽子は三人でラーメンを食べに行くが、生憎の定休日。土曜日、家で爽子はカレーを作っていたが、吉田からラーメンの誘いの電話が来たので食べにいく。そのラーメン屋はクラスメイトの龍の実家が営むお店だった。龍は店の手伝いをしている。吉田は龍と仲が良いので、3人はそのまま2階に上がり龍の部屋で仲良く喋る。仲良くしゃべることに幸せを感じる爽子。龍も途中で加わり場はますます楽しくなる。矢野の提案で風早も呼ぶことになり、爽子が龍の携帯で呼び出すことになった。爽子はドキドキしながら電話をかけると風早は飛んできた。矢野は爽子を独占して風早を妬かせて楽しんでいた。

感想

デフォルメされた画風のシーンが多くて、手を抜いているのかと思った笑。爽子が龍の部屋で楽しむシーンでは、爽子の顔が写っていない状態でセリフが進むので、心の声なのか、実際に声に出しているのかわかりづらかった。

episode.8 自主練

粗筋

体育祭実行委員になった風早の主導のもと、クラスメイトたちとサッカーを練習する爽子。自分のヘタクソ具合に申し訳なくなり自主練習を始めようとする。一方風早が実行委員になったことを知った胡桃は、自分も委員になって風早に近づこうとする。風早と同じ中学だった胡桃は最近風早が爽子ばかりを気にしていることが気になっていた。

サッカーの練習中、爽子は風早を見る。爽子はその時長い髪をおさげにしていたので風早におさげと言われて、ドキっとする。今までにない感情の高ぶりに爽子自身が驚く。放課後一人で石ころを蹴って練習しているところに風早がやってくる。今までだと笑顔で自分の気持ちを返していた爽子だったが、今までにない感情にどうすればいいのかわからず、自分の気持ちをサッカーボールに託して風早に向かってボールを蹴る。

感想

爽子が風早におさげと言われてドキッとしたとき、風早の影が青空になっていたのがおもしろい表現だと思った。

episode.9 新しい友達

粗筋

胡桃に自分のことを覚えられていた爽子は感激する。加えてお人形さんにみたいと言われて、テンションがあがった爽子は胡桃のようなパーマの髪型に憧れる。

矢野と吉田のことを下の名前で呼ぶことに慣れない爽子を見て、矢野は風早に爽子と呼ばせようとして楽しむ。照れる風早は呼べるわけねえだろとごまかす。緊張してた爽子はドキドキしっぱなしだった。

爽子は放課後、風早が胡桃のことを「胡桃」と下の名前で呼んでいることを耳にする。自分よりも親密な関係なのかと考え込む爽子。そこを風早に見つかり、見つめ合う二人。風早は爽子と言いかけたとき、胡桃がやってくる。さわやかな雰囲気に爽子は幸せな気持ちになりながら、胡桃に自分たちは友達になれたねと言われてますますほれぼれする爽子だった。

感想

胡桃があからさまに性格が悪いそぶりを見せないのは風早のことをよくわかっているからだと思った。爽子のことが気に食わないと心の中では思っているだろうけど、顔に出さないのだろう。

episode.10 協力

粗筋

胡桃は友達になってから、会うたびに笑顔で挨拶してくれる。爽子はかわいくて良い人という印象をますます強め、胡桃に憧れていく。ある日、胡桃は爽子に相談したいことがあったら何でも言ってと言い、爽子は素直に風早とうまく最近しゃべれないことを言う。胡桃は人それぞれタイプがあるのだから、風早みたいな明るいタイプよりは暗い人のほうが話しやすいのではと提案する。胡桃は風早から爽子を離れさせようとするが、爽子は鈍い性格からそれに気づかず、逆に風早ともっと仲良くしようとする。しびれを切らした胡桃は爽子に好きな人がいるから協力してほしいと相談する。その好きな人とは風早のことだった。

感想

胡桃が名前だと思っていたのでびっくりした。爽子と風早がしゃべっているときに風早の口が動いていないので、心の声かと思ったら違った。

episode.11 とくべつ?

粗筋

胡桃は鈍い爽子にキレて、風早に優しくされたぐらいで特別な感情なんて持つな、それは単なるボランティアだと批判する。爽子は自分は他の男子としゃべらないので、単に自分に親切にしてくれたから風早のことを特別だと思うのか疑問に感じる。

体育祭の当日、爽子はサッカーで活躍するも靴が脱げてしまう。その靴が胡桃の頭に当たりますますイライラさせてしまう。矢野は胡桃が風早に近づく女子を邪魔だと感じていることに気づいており、爽子に負けるなよと応援する。胡桃は爽子に向かってもう胡桃と呼ばないでと避けるが、爽子のほうは風早が出るソフトボールの試合を一緒に応援しようと提案する。嫌嫌胡桃は一緒に応援することを受け入れた。ソフトの練習中、ボールが爽子に当たりそうになる。それを龍がキャッチして助ける。爽子は一瞬の出来事でお礼を言えない。それを見た胡桃はちゃんと龍にお礼を言ったほうがいいと提案して、龍と爽子を近づけさせようとする。

感想

胡桃が髪を下ろしたときに、頭がデカすぎると思った。

episode.12 恋愛感情

粗筋

胡桃は龍の靴箱に送り主を爽子にした手紙を入れて、体育用具入れに呼び出す。靴箱で矢野と会うと、矢野は以前の流された噂は吉田と同じ中学で、風早が好きな人がやったんだろうと胡桃に問いかける。証拠がないからわからないと胡桃は認めない。矢野は爽子は正当派で手強いぞと忠告する。

風早のほうが、爽子に当たりそうなボールを龍が捕って、自分が取れていたら・・・と思う。龍は自分には爽子に対して風早のような感情はないということを伝える。わかっていても落ち着かない爽子。

胡桃は風早に会ったときに、爽子はさっきのボールのことがあって龍のことばかり話しているとウソをつく。風早を体育用具入れに誘導して、爽子と龍が中良さそうに話しているのを見せつける。しめしめと思った胡桃だったが、風早の感情は一気に高ぶる。

感想

矢野が胡桃に何の化粧水を使っているのか聞くシーンがあるけど、敵対心がある関係にもこのようなクッションを設けることでドロドロしないようになっていると思った。