not good but great

プログラミング、アート、映画・本の感想について書きます。

帰省した際に北野武「生きる」「孤独」を読んだ

帰省した際にたけしのエッセイをつまみ食いした。生い立ちのことは知っていることも多かったけど、一番上の兄の存在については全く知らなかった。英語を勉強していたりとか、千葉大行けるくらい勉強していたとかなど。

アキレスと亀」でたけしが描いた絵が出てきたのを見たことがあった。それがまたうまくてすごいと思っていた。エッセイの中で絵について、描いていることがあって絵はバイク事故を起こした後、外に出られずヒマだったので始めたらしい。加えてテレビの仕事がもうできないと感じていたこともあって、絵でも描くかとなったのかもしれない。たけしは写実的に絵を描いても、そこに表現したい物とか個性がないと絵を描く意味がないと思っているみたい。芸大で教授をしていることもあって、学生が撮った映画を見ても誰かの真似であることが多いのだとか。ただたけしが描いているからうまく見えてしまうってのも十分にあると思う・・・。