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プログラミング、アート、映画・本の感想について書きます。

原哲夫「蒼天の拳」は 朋友(ポンユウ)ってよく言うところがヤンキーにウケそう

北斗の拳原哲夫が描いている「蒼天の拳」というマンガの1~8巻を読みました。

どんなストーリー?

1930年代の中国が舞台で、主人公・拳志郎はヤクザという設定です。ヤクザとヤクザとの争いを描いています。拳志郎は北斗神拳の伝承者なので、当然めちゃくちゃ強いです。周りの敵も北斗神拳のXX流派の達人みたいなヤツで、そいつらを拳志郎がボコボコにするみたいなストーリーです。

朋友(ポンユウ)とは?

拳志郎は義を重んじるヤクザなのです。だからめちゃくちゃ友だちを大切にします。拳志郎とその周りの奴らは親友みたいな人のことを朋友(ポンユウ)と言います。

お前は朋友(ポンユウ)だから助けた。」「お前はもう俺の朋友(ポンユウ)だ。」「朋友(ポンユウ)のためなら死んでもいい。」というセリフが随所に見られて面白いです。ほんと朋友(ポンユウ)って言い過ぎで笑えてきます。

ヤンキーにウケそう

ヤンキーについての本を昔読んだ

以前ヤンキーについて分析した本を読んだことがあります。ヤンキーというは悪さをしてるチンピラという意味というよりは、ヤンキー的な考えを持っている人っていう感じです。

ヤンキー的とは?


ヤンキーが好きな言葉は上のようになります。

蒼天の拳」をヤンキーが好きそうな理由

前述の朋友(ポンユウ)のことを踏まえれば、家族や友だちを大切にするヤンキーのキーワードにヒットすると思います。また朋友(ポンユウ)を大切にするというブレない意志に「直球」を感じますし、昔の恩を忘れないということに「原点」も感じます笑。加えて拳志郎が上海に日本から帰ってくるところはまさに「地元」を感じます。本当の地元は日本かもしれませんが、この地元はシャーマンキングで言う、「ベストプレイス」みたいなものだと思います。安住の地や昔のダチがいる土地という感じだと思っています。

楽しんで読めるから好きなマンガ

僕は難解なストーリーよりもこのようなヤンキーが好きそうなストーリーのほうが好きです。楽しんでマンガを読みたいのに、変に小難しいとリラックスできないからです。だからゴロゴロ寝ながら読んで、「おいおい朋友(ポンユウ)ってまた出てきたぞwww拳志郎は良いヤツだなーww」と思える「蒼天の拳」は好きなマンガですね!