ストーリー
三重県神島の港町で暮らす若い男女の恋の話です。新治は貧乏であるが誠実で漁師の仕事に一生懸命です。島にある実家に戻って来た初江(吉永小百合)は新治に一目惚れしていまいます。しかし初江には両親の以降から結婚相手が決まっていました。身分の違う二人はどうなっていくのか・・・。
感想
吉永小百合が18歳
1964年の映画ですから今から50年も前の映画です。吉永小百合が若々しい!計算してみると18歳だそうです。また新治役の浜田光夫さんの屈託のない笑顔がとても良かったです。漁師の仕事をしているときの精悍な顔つきもまた良いです。50年前の若者は今と顔が違うのかもしれません笑。
嵐を待つシーンが良い
二人は合えない間柄、新治が漁師であることもあって、漁が休みの嵐の日に会おうと約束します。新治としては早く嵐になって欲しいと思い、待ち遠しくて仕方ありません。やたら天気を気にするシーンがおもしろかったです。新治本人も嵐の日なんて言わなければよかったと思ったことでしょう笑。
裸になれ発言
嵐の日に二人は昔戦争で使われていた監的哨で待ち合わせをします。新治は早くに着いて、眠ってしまいます。後から着いた初江は雨でずぶぬれで着替えをするために裸になります。そこで新治が目を覚ますというベタな展開なのですが、初江が恥ずかしがっているのはわかります。それから予想外にも、初江が新治も裸になれば、こっちも恥ずかしくないという強気な発言をします。ムラムラした新治は恥ずかしながらも裸になり、初江に近づこうとします。しかし初江は結婚するまでは男性とは寝ないと拒みます。裸になれと言っておきながらそれはないだろうーと思いました笑。