not good but great

プログラミング、アート、映画・本の感想について書きます。

Amazonの購入ページのUIのマイクロインタラクション

デザインの分野の本を読んでみようと思って購入しました。オライリーの本は横書きで翻訳調というイメージがあり、今まで読みにくいと思っていました。しかしこれは内容が良かったので、スイスイ読めました。

内容

Webページやスマホアプリの中で、気が利いているUIを事例として紹介しているという内容です。題名にあるようにとても細かい文言であったり、ビジュアルデザイン一つで全く違うものになるんだなあというのが印象的でした。

Amazonの購入ページのUI

例えば、Amazonの購入ページで、一度購入したことのある商品を買おうとすると、「すでに購入している商品ですけどいいですか?」という注意書きが表示されます。これがあるとマンガのダブり買いが減ると思います。このUIを作るときに、ちゃんと購入済みのユーザを考えているところが良いと思いました。Amazonの他の事例では、友人が欲しいものリストからプレゼントを送ろうとしていて、その商品を自分で注文しようとしたときに、「誰かがあなたの代わりに注文済みです」という注意書きが出るようです。この表示に出会ったら、ユーザはなんて気が利くんだと思うでしょう。プレゼントのネタバレはありますが笑。