not good but great

プログラミング、アート、映画・本の感想について書きます。

どうやったらバズるのか知りたいから広告業界の人の本を読んだけど、学びはなかった。インターネットにどっぷり浸かるほうが学びがある。

どうやったらバズるのか

Webサービスやアプリを広めるためにはどうすればいいのか最近よく考える。その中でもソーシャルメディアの活用は外せないと考える。Twitterなどでバズれば短時間に多くの人に情報を届けることができるからだ。しかもそのRTによる伝播にコストはかからない。

広告業界の人の本を読んでみよう

情報をたくさんの人に届けるという仕事は広告業界の人のほうが詳しそうだと思ったので、3冊ほど新書を読んでみた。数年前に出版された本なので、ちょっと時代遅れな感じがあった。要はソーシャルメディアでの宣伝活動は、「お願いします!買って下さい!」のような押し売りでもダメで、サクラを仕込むようなヤラセもダメ。ユーザはすぐに気づくという話。

PRについて

サクラについては「戦略PR」に書いてあるような、カジュアル世論を作るようなやり方もサクラと言えば、サクラかもしれない。ピロリ菌を流行らすには、まず大学教授などの専門家にピロリ菌について語ってもらい、それを雑誌や新聞などのメディアに教える。ネタを欲しがっているそれらをメディアはピロリ菌についての記事を書く。そして、世間がピロリ菌は良いものだとか、お腹に効くとかそういった知識を持つ。そのタイミングでピロリ菌に関する商品を販売する。そうしたら売れる。というようなものだ。

肌感覚でSNSを体感することが大事なのでは?

3冊読んだけど、あまり学びはなかった。それよりも毎日インターネットにどっぷりつかり、その空気を感じることのほうが大切だと思った。IT業界にいる方はインターネットにつかっていると思いきや、開発などの業務に追われ、案外アプリやサービスを使ってないのではないかと感じる。ソーシャルメディアの空気感を知るためには、まず「いいね」を押したり、投稿したりして、肌感覚でSNSを体感することが大事だと思った。