not good but great

プログラミング、アート、映画・本の感想について書きます。

本屋に行くのに目的はいらない

博報堂ケトルの嶋さんの本を読んだ。この本は、本屋に行くことの敷居を下げてくれる本だ。「買っても読まなくてもよい」と筆者は言う。そのときにその本に自分が興味を持っていたことを記録に残せることに意味があるらしい。何でも人の欲望というのは言語化できていることは少ないので、興味本位で買った本に自分の欲望や関心を見いだすことができると言う。


タモリ学と架空地図 - not good but great
さっそく自分は「タモリ学」の本を買った。1000円くらいだった。ブックオフと比べたら、高いが、架空地図という存在を知ることができた。これで1000円払った価値はあったと思う。

本屋さんは本棚に文脈を形成しているので、それを眺めるのでも楽しい。Amazonの検索とは違って、目的なく訪れても楽しめることができる。思いがけない本と出会うかもしれない。自分に関係ないような本棚のところへ行くと、大抵発見がある。特に育児や手芸のような女性を対象にしている本棚に行くと、新鮮だ。そのような棚は表紙がピンクのものが多く、近寄りがたいが何かしらの発見があるかもしれない。