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プログラミング、アート、映画・本の感想について書きます。

暗号技術入門

「暗号技術入門」。暗号について詳しくなくても入門知識を理解できる本。Webエンジニアならこの本に書いてあることがわかれば十分だと思う。日頃のエンジニア業務の中でも意外と暗号技術に触れることがある。例えばGitHubの認証に使う公開鍵と秘密鍵。そして鍵生成に使うRSAという技術。これらは初見だとすぐにわからない人もいるかもしれない。そういう人はこの本を読むと良い。

著者の結城さんが説明がうまい。公開鍵と秘密鍵の仕組みをコインロッカーに喩えておりわかりやすかった。コインを使えば誰でも鍵はかけれるが解錠できるのは鍵を持っている人だけ。

他にも一方向ハッシュ関数をメッセージにおける「指紋」と説明したりと、一度聞いただけでスッと理解できる説明はすごいなと。他の著作も読んでみたくなりました。