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プログラミング、アート、映画・本の感想について書きます。

池井戸潤「ロスジェネの逆襲」を読んだ感想

半沢直樹シリーズ第三弾。本作では半沢が出向先の東京セントラル証券で暴れまくる。IT企業の買収案件という題材だったのでベンチャー企業の社長が出てきて面白かった。ベンチャーのニュースとかはよく見るけど、大抵の場合はサービスの内容とか技術の話が大半。ロスジェネの逆襲では銀行、証券会社とベンチャーとの関係が書かれていて新鮮だった。資金調達をするときに関わるのはベンチャーキャピタルだけではない。銀行や証券会社との信頼関係が大事なんだなと思った。