2015-12-17 池井戸潤「ロスジェネの逆襲」を読んだ感想 書評 ロスジェネの逆襲 (文春文庫)作者: 池井戸潤出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2015/09/02メディア: 文庫この商品を含むブログ (4件) を見る 半沢直樹シリーズ第三弾。本作では半沢が出向先の東京セントラル証券で暴れまくる。IT企業の買収案件という題材だったのでベンチャー企業の社長が出てきて面白かった。ベンチャーのニュースとかはよく見るけど、大抵の場合はサービスの内容とか技術の話が大半。ロスジェネの逆襲では銀行、証券会社とベンチャーとの関係が書かれていて新鮮だった。資金調達をするときに関わるのはベンチャーキャピタルだけではない。銀行や証券会社との信頼関係が大事なんだなと思った。