not good but great

プログラミング、アート、映画・本の感想について書きます。

書評

芥川龍之介「河童」「杜子春」

Amazon Audibleが月1500円で聞き放題になっていたので試してみた。意外と純文学作品も聞くことができたので芥川龍之介の短編を聞いてみた。 河童・或阿呆の一生 (新潮文庫)作者:芥川 龍之介新潮社Amazon 主人公がカッパの世界に迷い込む話。河童は人間と同じ…

「ケーキの切れない非行少年たち」

ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)作者:宮口幸治新潮社Amazon 非行少年(少女)たちがどのように世界を認識しているのかについて書かれた本。少年院にいる少年たちと実際に話す経験をした医師が書いている。 結論としては少年たちは一般の人と比較し…

2021年5~7月に読んだ本

成功者K作者:羽田圭介河出書房新社Amazon 芥川賞を受賞した羽田圭介が自伝的、自虐的に?書いた小説。芥川賞を受賞して生活が一変した小説家kが主人公。本の宣伝のためにテレビ出演しまくったりする。またファンとオフパコしまくる話。最後のオチがよくわか…

貧乏人の経済学

貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える作者:アビジット・V・バナジー,エスター・デュフロみすず書房Amazon 「貧乏人の経済学」 「絶望を希望に変える経済学」が面白かったので著者の他の本も読んでみた。著者はインド人でインドの生活につ…

「絶望を希望に変える経済学」

絶望を希望に変える経済学 社会の重大問題をどう解決するか (日本経済新聞出版)作者:アビジット・V・バナジー,エステル・デュフロ日経BPAmazon 「絶望を希望に変える経済学」。とても面白かった! 様々なテーマについて書かれていたけどベーシックインカム…

「良い戦略、悪い戦略」

良い戦略、悪い戦略 (日本経済新聞出版)作者:リチャード・P・ルメルト日経BPAmazon 「良い戦略、悪い戦略」。仕事をどう進めていくのが良いかわからなくなったら読む本。ビジネスの戦略事例が豊富で読み物としてまず面白い。ウォルマートからアメリカの国防…

暗号技術入門

暗号技術入門 第3版 秘密の国のアリス作者:結城 浩SBクリエイティブAmazon 「暗号技術入門」。暗号について詳しくなくても入門知識を理解できる本。Webエンジニアならこの本に書いてあることがわかれば十分だと思う。日頃のエンジニア業務の中でも意外と暗号…

「プログラミングコンテスト攻略のためのアルゴリズムとデータ構造」

プログラミングコンテスト攻略のためのアルゴリズムとデータ構造作者:渡部 有隆,Ozy(協力),秋葉 拓哉(協力)マイナビAmazon アルゴリズムとデータ構造が学べる本。プログラミングコンテストを念頭にした解説なので問題と回答がセットになっており学習しやすい…

「コンピュータはなぜ動くのか

コンピュータはなぜ動くのか 知っておきたいハードウエア&ソフトウエアの基礎知識作者:矢沢久雄日経BPAmazon 「コンピュータはなぜ動くのか」。この本は現役のエンジニアが当たり前に知っていることがたくさん書かれています。エンジニアは初心者に教える時…

「知日 なぜ中国人は、日本が好きなのか! 」

知日 なぜ中国人は、日本が好きなのか!作者:毛丹青,蘇静,馬仕睿潮出版社Amazon 中国人に日本を紹介する雑誌「知日」について書かれた本。編集者は中国人の方。日本語が堪能な方なのでこの本の内容も日本語で書かれています。 よくこの本は日本を褒め称える本…

はちこ「中華オタク用語辞典」

中華オタク用語辞典作者:はちこ文学通信Amazon 中国のオタク文化を知れる本。元々は同人誌として販売されていた本だけど内容の質が高くて一般書として出版されたのがこの本。中国語の用語辞典の体裁をとっているけど中国語がわからなくても大丈夫。しっかり…

尾原和啓「ディープテック 世界の未来を切り拓く「眠れる技術」 」

ディープテック 世界の未来を切り拓く「眠れる技術」作者:丸 幸弘,尾原和啓日経BPAmazon DeepTechの概要と事例がわかる本。DeepTechは基礎研究を背景にそれまでの常識を変えるような技術を指す。また本書ではこれに加えて枯れた技術の転用についてもフォーカ…

尾原和啓「ネットビジネス進化論」

ネットビジネス進化論 何が「成功」をもたらすのか作者:尾原和啓NHK出版Amazon IT業界で今何が起こっているのかが端的示された本。2000~2020年の歴史を踏まえて解説されているので理解がしやすいです。IT業界についてよくわからない人、エンジニアだけど実は…

東野圭吾「卒業」(ネタバレあり)

卒業 (講談社文庫)作者:東野 圭吾講談社Amazon 面白かった。最後まで真相がわからなくて一気に読んだ。途中で波香が全然出てこなくなった、一体何を陰でやっているのだろうと思いながら読み進めることで波香が怪しいと予測したが見事に外れた。卒業前の仲良…

東野圭吾「ラプラスの悪魔」

ラプラスの魔女 (角川文庫)作者:東野 圭吾KADOKAWAAmazon 硫化水素のトリックがてっきりあると思っていて真相はどうなんだろうと思っていたが、蓋を開けてみれば不思議な力のおかげでできたことだった。ナビエなんとか方程式とか理系チックな用語を出す必要…

映画・書評「マスカレードホテル」(東野圭吾)

マスカレード・ホテル (集英社文庫)作者:東野 圭吾集英社Amazon 映画「マスカレードホテル」があると知ってまずは原作の小説を読んだ。ラストの展開はハラハラしながら読めた。ホテルという不特定多数の人がやってくる場所を舞台にしていると変な人を小説に…

最近読んだ中国関連の本

中国の論理 - 歴史から解き明かす (中公新書)作者:岡本 隆司中央公論新社Amazon 難しくて途中で読むのやめた。 日本人は知らない中国セレブ消費 日経プレミアシリーズ作者:袁 静日本経済新聞出版社Amazon そこそこ金持ってるプチセレブについて書かれた本。…

「愚か者、中国をゆく」

愚か者、中国をゆく (光文社新書)作者:星野博美光文社Amazon 香港からウイグル地区まで鉄道で旅をする話。著者はパワフルな女性で中国語が堪能だ。1980年代の話なので切符を買うのにも一苦労。一日中並んでも買えないこともある。徒労に終わった話がたくさん…

「暴走族だった僕が大統領のシェフになるまで」

暴走族だった僕が大統領シェフになるまで作者:山本 秀正新潮社Amazon ヤンキー本だと思って読んだらだいぶまともな本だった。料理の作り方、お店の経営について著者がやってきたことが具体的に書かれている。印象的だったのはウェイターの話。海外ではウェイ…

東野圭吾「手紙」(ネタバレあり)

手紙 (文春文庫)作者:東野 圭吾文藝春秋Amazon 最後に刑務所でライブするというのがよかった。

朝井リョウ「何者」

何者 (新潮文庫)作者:朝井 リョウ新潮社Amazon 就職活動をテーマにした話、作者が自分と同世代のせいか共感しながら読むことができた。Twitterが作中に出てきてツイートを通してキャラクターを描くのはフィクションで見るのは初めて。現実世界では毎日のよう…

湊かなえ「告白」

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)作者:湊 かなえ双葉社Amazon 小説の「告白」買って一気に読んだ。ここまでテンポよく読めた小説は久しぶりだった。章ごとにそれぞれのキャラクターが独白する文章でここまで引き込まれるとは。人物が延々としゃべっている…

8~9月に読んだ本

反脆弱性[上]――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方作者:ナシーム・ニコラス・タレブダイヤモンド社Amazon 不測の事態が起こった時は楽しめたもん勝ちという話だった。 Airbnb Story 大胆なアイデアを生み、困難を乗り越え、超人気サービスをつくる方法…

「生涯投資家」

[asin:B072KGSJLR:detail] 基本的な考えみたいなもの コーポーレートガバナンス推進おじさん 上場企業は誰でも株を買うことができるというリスクを背負っているという自覚を持たないといけない 先行投資や株主に還元せずにお金を使わずに持っているだけなら…

「誰がアパレルを殺すのか」

誰がアパレルを殺すのか作者:杉原 淳一,染原 睦美日経BPAmazon アパレルは記事の原料生産から販売までの間に仲介業者がたくさん存在 旧式な企業は仲介業者が多いのでコストがかかる 服のデザインを考える商社がおり、同じ商社をつかっていると同じようなデザ…

「いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン」

いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン作者:大塚 雄介ディスカヴァー・トゥエンティワンAmazon ビットコインの技術的な背景 ハッシュ関数は大きなデータを固定の文字列に変換できるから便利 マイニング マイニングは16桁の数字が0になるのをひた…

「色即ぜねれいしょん」

色即ぜねれいしょん渡辺大知Amazon ヒゲゴジラ役の峯田が良い。青春ムービーの中でおっさんなのに、少年っぽさが残る行動に心が惹かれた。

「空気の作り方」

空気のつくり方作者:池田 純幻冬舎Amazon ベイスターズの試合を見に行ってみたくなる本だった。 以下はメモ。 野球球団と球場は会社が別のとこが大半 ベイスターズと横浜スタジアムを統合した 球場をボールパークと読んでてかっこいい。MLBっぽい チームが勝…

「嘘つきアーニャの真っ赤な嘘」

嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)作者:米原 万里KADOKAWAAmazon ロシア語同時通訳者・作家の米原万里さんの「嘘つきアーニャの真っ赤な嘘」を読んだ。米原さんは小学生?のとき5年間チェコのプラハに住んでいた。ロシア語の学校に通っており、そこで…

レイ・クロックの自伝「成功はゴミ箱の中に」

成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝―世界一、億万長者を生んだ男 マクドナルド創業者 (PRESIDENT BOOKS)作者:クロック,レイ・A.,アンダーソン,ロバートプレジデント社Amazon マクドナルドをフランチャイズにして世界中に広めたレイ・クロックの自伝を読…