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not good but great

プログラミング、アート、映画・本の感想について書きます。

アフリカにょろり旅、ウナギの不思議な生態

書評

アフリカにょろり旅 (講談社文庫)

アフリカにょろり旅 (講談社文庫)

うなぎの本を読んだ。うなぎの生態を研究する院生がアフリカにうなぎを探しに行く話だ。ウナギを捕まえるためにアフリカのよくわからない地域に行き、死にそうになりながら駆け巡っていて面白かった。

ウナギの謎の生態

実はウナギの生態はよくわかっていない。産卵の正確な位置が未だにわからないのだ。

研究者たちはウナギは産卵のために川から海行き、何千キロも泳いで、日本のウナギはグアム近郊でおそらく産卵をしているということを突き止めた。と言っても卵を見つけたわけではなく、稚魚を見つけただけ。

そもそもウナギがなぜそんなに遠くまで移動して産卵するのかがわかっていない。それを解明するためには地球上のウナギを調べる必要がある。しかし地球上のウナギを集めて研究している人は当時誰もいなかったらしい。

幻のウナギを求めて

ということで東京大学海洋学研究所の筆者はウナギを世界中から集めることを始めた。ウナギは世界で18種類いる。筆者は苦労してなんとか17種類集めた。最後残す1種類がアフリカにいる。その幻のウナギ「ラビアータ」を探すというのがこの本の内容。