「
戦場のピアニスト」を見た。溜めて溜めて最後にピアノを演奏するというのが良かった。
"If you pronged us, we don't bleed."
"If you tickled us, we don't laugh."
"If you poisoned us, We don't die."
" And if you wrong us, shall we not revenge."
刺されても血を流さず、くすぐられても笑わず、毒を盛られても死なず、苦しめられても復讐せず.
シュピルマンの弟が読んでいた本の表紙にシェイクスピアっぽい顔が書かれていたので、もしやと思い検索。やっぱりシェイクスピアだった。ヴェニスの引用のようだ。どんな迫害をされても魂は占いユダヤ人を物語っている。
・参考
シェイクスピアはたくさんの映画に出てくるみたいだ。
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ピアノを弾くなというフリ?
「音を立てないように」と言われて入った部屋にピアノがある。これは弾けというフリにも思えて少し笑えてしまった。シュピルマン、案の定引こうとする。ピアノの音が流れる。「あああ!!終わりだ!」と思うが、鍵盤にカメラが向くと、指は鍵盤を引かず、空中で動いているだけ。シュピルマンの脳内音楽が再生されていただけだった。ちょっとあそこで思いっきり弾いてほしいという思いもあったなあw
ドロタがチェロを弾くシーン
シュピルマンが既に結婚していて、妊娠もしていたドロタの家にかくまってもらって、次の日の朝を迎えるシーンが良かった。ちゃんとした身なりをして、ソファで寝ていると、ドロタの弾くチェロの音色で目覚める。連日砲弾の音で目覚めていたときはうって変わって、天国のような朝。シュピルマンは自分が死んだのかと思ったことだろう。この映画はずっと色調がどんよりとしたグレーが続くから、陽光に照らされて明るいこのシーンは一層際立っていた。