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プログラミング、アート、映画・本の感想について書きます。

野間宏「歎異抄」を半分くらい読んだ

歎異抄 (ちくま文庫)

歎異抄 (ちくま文庫)

野間宏歎異抄」を半分くらい読んだ。

もともと妄想系のアプリを製作する中で、そこに形としてないものに対して妄想するという事例を調べたいという欲求があった。そこでそういうのに近いジャンルが宗教だと思った。妄想ではないが、例えば塔を何かの象徴として見立てたりするところが近いのかなと思った。このへんは全然詳しくないので適当に考えた。あとはそういう考えを広く人々に普及出来た理由を知りたいと思っていた。

空の思想史 原始仏教から日本近代へ (講談社学術文庫)

空の思想史 原始仏教から日本近代へ (講談社学術文庫)

そんなこんなで宗教についての本が読みたくて何か良いものはないかと探していた。

サントリー美術館「高野山の名宝」展 - not good but great
先日行った「高野山の名宝」展のこともあって、空海に興味があった。空海密教とかいろいろ本屋で見て、結局「空の思想史」を買ったのだが、難しくてよくわからなかったので、読むのをすぐにやめた。


もう少し読みやすいものをと思い、今回の「歎異抄」を購入した。親鸞もよく聞くし、ミーハーな心で面白いのではないかと思った。現代語訳と野間宏の解説、意見が書かれていて読みやすいとは思う。

ただ自分は念仏していると誰でも往生できるという理由がわからず、それを解説してほしいと思った。もしかしたら解説していて、自分が読解できていなかっただけなのかもしれないw「歎異抄」は乱世の時代に生まれたもので、人を殺したり、物を盗んだりするくらいのことなら誰でもやっているみたいな時代だったので、受け入れられたのだと思う。悪いことをしているという卑下する気持ちを持つ人に対して、明るい気持ちで人生を送ってほしいという意味で「歎異抄」は意味があったのだろう。だから悪人でも救われると言われたのかなと。

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