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プログラミング、アート、映画・本の感想について書きます。

【episode.1~6】「君に届け」を見た感想と粗筋(ネタバレあり)

episode.1 プロローグ

粗筋
黒沼爽子は高校1年生。その長い黒髪と地味な性格から、クラスメイトから貞子と呼ばれる。そんな爽子にみんなと平等に接してくれるのがクラスの人気者の風早。

夏休み前に風早はクラスのみんなで肝試しをすることを企画する。クラスメイトの期待に応えなければならないとプレッシャーを感じる爽子は、おばけ役を買って出る。爽子のおばけは好評で、爽子もみんなの役に立てて嬉しい。参加人数が奇数だったことから、一人で風早がやってくる。風早は爽子と話をして、黒沼は意外と明るいということを伝える。嬉しがる爽子に照れる風早。

夏休みに入り、爽子は風早に会うこともない。爽子の気分が落ち込んでいた。先生に頼まれた雑用から、学校に行こうとすると道中に、風早が現れる。風早は夏休みも黒沼に会えると期待してもいいだよねと聞く。風早は入学式の日、爽子と会ったときに感じた気持ちが大きくなっていることを感じていた。

感想
入学式とか、クラスが変わったときとか、転校してきたときから物語が始まるのはよく聞く。夏休み前から話が始まるのは新しいと思った。夏休みが始まって嬉しいのに、いつもの学校が休みになるという寂しさがよく表現できていると思った。

時折絵柄がデフォルメされるところが親しみやすいと思った。

episode.2 席替え

粗筋
夏休み前にあった肝試しの罰ゲームの内容は、爽子と一週間だけ付き合うというものだった。冗談で受け入れることの出来ない風早を見て、クラスメイトは爽子をフッたと勘違いした。夏休みが終わり、優しく爽子に接する風早。周囲の目は、段々と風早がフッたのではないと気づき始めていく・・・。

席替えでは、爽子の隣をクラスメイトが避けていく中、風早、肝試しのときに助けてもらった女子生徒2人が爽子の周りの席を選んでいく。爽子の本当の性格を彼らは段々と理解していっているようだ。

感想
夏休み中には結局何もなかったので、拍子抜けだった。風早があまりにも爽やかなので、ウシジマくんで中和したい。

episode.3 放課後

粗筋
担任が仕事を休んでいることから、副担任で体育教師のピンが担任になる。ピンが出席簿の作成を募ったところ、爽子は立候補する。それを見て、風早も手伝おうとし、他のクラスメイトも手伝おうとする。放課後、一人で出席簿の作成をしていた爽子のところに、平野と遠藤がやってくる。彼女たちは爽子がいつも怒っているように見えていたこともあって、気が引けていたが、風早の後押しもあって、出席簿の作成を手伝ってくれた。

自習の時間では爽子は風早に勉強を教える。教えるのがうまい爽子の周りには、自然と人が集まっていた。初めてみんなの前で笑った爽子。それを見て驚く周囲。風早は独り占めしたい気持ちもあったが、クラスメイトに馴染んでいく爽子を見ていると嬉しい。

感想
アニメの背景は意識して見るとおもしろい。銀河だったり、ピンクとか青バックに六角形のシャボン玉が飛んだりしている。そういう背景になる時は、爽子の心の声のシーンのときが多いのかも。現実と頭の中を区別するために、背景も変えているのかもしれない。

episode.4 噂

粗筋
矢野と吉田の悪い噂が広まっていた。その出所が爽子だとみんなは言う。矢野と吉田は、そんなわけはないと思って信じない。爽子に会ってみると、テスト対策用に要点ノートを作ってくれたり、怪談話のビデオでおすすめはないか聞いたりする。しかし、噂は一向に収まらない。心配になったクラスメイトは爽子に矢野と吉田は友だちか聞いてみる。爽子は友だちではないと答える。それを偶然、矢野と吉田が聞いてしまう。実際は、矢野と吉田のように仲良くなっているのが友だちだと思っているから、まだそこまではなっていない。矢野と吉田のことが大好きだからそういう関係になっていきたいという意味だった。矢野と吉田は不安になるも、どういう意味で先ほどの発言をしたのかわからない。ということで直接聞いてみることにした。爽子は私たちのことが好きかと聞くと、爽子は好きっていうか・・・と答えを濁らせる。矢野と吉田はそれ以上聞くこと必要もないと思ってしまう。誤解される爽子。

爽子は女子トイレに入っていると、自分が矢野と吉田、風早を利用しているという噂を聞いてしまう。自分のせいで迷惑をかけていると思って卑下する爽子。爽子は謝りたいと思い、矢野と吉田にごめんなさいと謝る。しかし矢野と吉田は、好きではないということに対して謝っているのだと誤解する。また爽子は風早を避けるようになる。風早も自分が悪いことをしたのかと思ってしまう。

感想
風早の登場シーンが少なくて、矢野と吉田がメイン。ヤンキー風の矢野と吉田が自分の気持ちをお互い確かめ合って、河川敷を歩くところがいいと思った。

episode.5 決意

粗筋
爽子は風早、矢野、吉田と楽しく過ごしていた日々には、もう戻れないと思うと自然と涙が落ちる。落ち込みながら下校していると、夏休み前で待ち合わせいてくれた同じ場所で風早が待っていた。爽子は風早の前で勇気を出して、自分の今考えていること、状況を話してみる。風早は噂に本人の声が出てこないんだから信じるのは良くない、矢野と吉田にちゃんと事情を話したほうがいいよと伝える。

矢野と吉田のほうは、二人で話し合っていくうちに爽子の事情を聞かず自分たちだけで勝手に考えていたことに気づき反省する。矢野と吉田は爽子のことばっかり考えているとお互いを笑い合い、二人にとってはもう立派な友だちだった。

感想
矢野と吉田が夜二人で会って、爽子のことを話しているのを見ると、高校1年生でもこんなに相手の心理を考えている人がいるんだなと感心する。ステレオタイプかもしれないけど、女性の方が相手の気持ちを読むことに長けていると思った。

episode.6 友達

粗筋
爽子はトイレでA組の女子たちが矢野と吉田の噂をしているのを聞く。爽子は誤解を解くために、嘘だと言うことを伝える。A組のユカは、爽子が気に入らず、爽子を押し倒す。爽子は最後まで矢野と吉田を悪く言うことを許さなかった。矢野と吉田が駆けつけて、爽子を助ける。爽子は矢野と吉田のことが大好きで、友だちになってほしいと言う。矢野はそんなことで悩んでいたのかと言い爽子を抱きしめる。吉田は泣きながら友だちというのは気づいたらなっているもんなんだよと言う。

風早はトイレの外で矢野と吉田が助けにいくのを見守っていた。風早はくだらない噂を流すなんて大嫌いだとユカの耳に聞こえるように言う。ユカは中学のときから風早のことが好きだった。

感想
風早がトイレの前に付いた時、龍が風早に耐えてる?と聞く場面があるけど、どれだけ人の心読めるんだよと思った。いつも寝ているくせに、よく人を見ているキャラだ。

君に届け」は午前中に見たいアニメだ。殺伐とした生活に心の潤いを与えてくれる笑。