入念な書体選び
中でも印象的だったのはフォント選びについて書かれていたことでした。水野さんは書体が出来た経緯や歴史について入念に調べるそうです。パッケージデザインなどでフォントを選ぶときはその商品と、書体がマッチしているのかを書体の歴史を踏まえて決めるとのことでした。自分は書体の歴史については全然わからないので、そういう見方があるのかと勉強になりました。
Helveticaの歴史
例えば「Helvetica」はスイス人デザイナーとアメリカ人デザイナーによって作られました。「Helvetica」というのはラテン語で「スイスの」という意味になります。だからスイス連邦はラテン語で「Confoederatio Helvetica」と書きます。このようなこともあってその国を代表とするデザインを考えるときに、「Helvetica」を使うのは要検討ということになります。