not good but great

プログラミング、アート、映画・本の感想について書きます。

元祖月9「東京ラブストーリー」のあらすじ(ネタバレあり)と感想を1万3000字くらいで書いてみた

ふぞろいの林檎たち」を見終わったので、次に何を見ようかと思って、候補に挙がったのがコレ。知り合いの外国人が「東京ラブストーリー」を見ていて、おもしろいと言っていたので気になって見ることにした。

各回の感想

各回のあらすじを中心に記録していこうと思う。読みにくい文章なので、ただのメモということにする。毎回見た後に書いていたけど、第九回からめんどくさくなって適当になっている。

第一話 出会いと再会
愛媛で就職した永尾完治(織田裕二)は会社を辞めて、中途入社で東京の会社に就職する。東京には高校のときの幼馴染である関口さとみ(有森也美)、三上健一(江口洋介)がいた。同窓会で再会を果たし、昔の気持ちが再び、蘇っていく。完治の会社の同僚である赤名リカ(鈴木保奈美)も、偶然その同窓会に参加することになったこともあって、交友するようになる。リカは早速完治が関口のことを好きだと悟り、キューピットの役を買って出ようとする。自分の電話番号と関口の番号を書いたメモを完治に渡したことから、完治は関口とデートすることになる。しかし三上が関口の勤め先である幼稚園に行き、デートに誘う。関口は嫌々ながらも押され、3人会うことになる。微妙な空気感が流れる途中、完治は会社のトラブルがあって、途中抜けることになる。トラブル終了後、待ち合わせ約束のバーに向かうと、三上と関口がキスをしていることを見てしまう。その場を立ち去る完治、励ますリカ。公園で別れ際、リカは完治に「好き」と言い、キスをして別れるのであった・・・。

まず、織田裕二の顔がちっちゃい。世界陸上の司会のキャラや踊る大走査線のキャラしか知らないのだけれど、どこか鈍感で素直なところはこのドラマでも健在だ。1991年という僕が生まれた頃の話というのもあって、東京の街並や人々のファッションには時代を感じる。落ち合う約束のバーの場所は表参道。今では表参道ヒルズなどもあって、華やかな印象だが、ドラマの中では少し寂れたところもある。一方、表参道とは違って、輝きを放つのが東京タワー。スカイツリーができても、東京を象徴する建物だと思うし、絵になる。愛媛という田舎から出てきた完治の気持ちに自分を投影して、楽しんでしまった笑。

★回答者全員に5000円★新築マンション・新築一戸建て購入者アンケート★

2014年1月以降、首都圏・関西にて新築マンションを購入された方!

■■■■回答者全員に5000円!!■■■■

第二話 愛ってやつは
関口と三上のキスを完治は見ていたと、リカは三上に言う。三上はリカと一緒に完治の家に行き、関口のことが好きだと軽い感じで言う。三上はそう軽くあしらうことで、完治に関口を譲ろうとするも、関口のことを心の中では好きである。完治は関口とリカにもらったアイスホッケーのチケットを手に試合を見に行く。そこでリカと会い、3人で観戦することになる。完治が離れていくような気がするリカは明るく呑気に振る舞うも、一途な思いを捨てきれずにいる。デートに割り込んできたリカに腹を立てた完治は、関口が席を外している途中、リカに部長との関係を問う。リカは不倫だとしても、好きなんだからしょうがないと答える。完治は「好きだったら誰とでも寝るのかよ」とリカに言ってしまう。ひどく傷ついたリカは、「だったら教えてよ。人を好きにならないで居られる方法を!」と言い残し、その場を去る。完治と関口は二人で帰ることになり、関口は三上のような遊び人は好きにはなれないと言い、それを聞いた完治は流れで告白してしまう。返事は宿題にして、後日することになる。三上は関口にこの間のキスのことを謝る電話いれるも、関口はすぐに切る。それを後で悪く思い、再び電話する。関口は三上に完治に告白されたと言い、三上は二人はお似合いだと告げるも、部屋に居た別の女の声が電話に入ってしまう。それを聞いた関口は三上のことをやっぱり信用できなくなり、完治に承諾の返事をすることに決める。次の日、完治はリカに謝り、完治のおごりで食事に行くことになった。それが決まった後に、関口から完治に電話があり、今夜返事をすると言う。完治はリカとの食事を断るメモを残し退社する。リカは約束の時間が近づいたが、そのメモを見ないまま、約束の場所に行ってしまう。完治と関口は会い、バーへ行く。関口は昔、関口の親がラブホテルを経営していたことが友だちに伝わり、いじめられたことを話す。そのとき机の落書きを消してくれたのは完治だったと言う。完治はそれは三上の間違いだと言う。心の底では三上のことが好きな関口は、その場を気まずい空気にしてしまう。完治は関口を思って、承諾を断る。どうしもない気持ちになった関口が帰途につくと、そこには大雨の中、三上が待っていた。完治はそれから一人飲んでいると、会社の同僚が偶然来店し、リカが待ち合わせの場所に行ったことを知る。完治が急いで濡れながら向かった先にリカはまだ待っていた。遅いぞとリカは怒り疲れ果てているも、寂しい気持ちになり、その場を去ってしまう。



第三話 二人の始まり
完治にフラれた関口が家に帰ると、家の前には三上がいた。フラれたことを告げて泣く関口に三上はハンカチを差し出し、完治は関口のことがちゃんと好きだから、自分から完治になんとか言っておくと言う。それを聞いた関口は「こんなときにやさしくしないでよ」と突き放す。次の日、完治は会社に行くと、思いのほか元気なリカを見て安心する。しかしそれはリカが元気なふりをしているだけで全くわかっていない完治に対して、ひとり「バカ」とつぶやく。外で仕事中リカは偶然、完治に会いにきた関口と会う。そこで関口は完治に他に好きな人が出来たのではないかと心配する。リカは「そんなことないよ。完治は一途だもん。」と完治をフォローする。リカは関口に完治と付き合いたかったかと聞く。関口は「一緒にいたい」「悲しい時、嬉しい時一番会いたい。」と言う。リカは繰り返し「好き?」と聞くも、関口は好きと答えない。関口は「でもそういうことが好きということでしょう?」と言う。リカは「好きは好きよ」と答える。完治をフォローしつつも、関口に本当に好きなのか、自分の方が完治のことが好きなのだと言っているようだ。関口は再び完治に会うも、完治は友だちのままでいたいと言う。関口は完治に「いつから私のことを思ってくれていたの?」と聞くと、完治は「出会ったときから。」と答える。

三上の母親から関口に連絡があり、三上の父が病気であるから、三上に伝えてほしいと言われ、仕方なく関口は三上の家に行く。三上の家に行くと、そこには口紅のついたタバコが灰皿にあり、やっぱり三上には他に女の子がいると言い怒る。三上はそんなの勝手だろと怒る。関口は三上に近づいたり離れたりしてたので、三上にとっては関口が自分を縛るのはおかしいと思ったのだ。

この間のお詫びをするために完治はリカとバーに行く。そこには医学部の女の子と飲んでいる三上がいた。完治は激怒しどういうことだと聞く。三上は完治にとって自分が遊んでいた方が関口のことを想えるからそうしていた。だったら三上はこれからは一途に関口のことだけを考えることにした。その夜、完治はリカと飲み行き、リカが家に誘う。しぶしぶ完治が家に入ると、作りかけのジグソーパズルを倒してしまい、夜通しで作り直すはめになる。しかし最後のピースをどこかで紛失してしまう。

次の朝通勤していると同僚の前で、リカが完治を家に呼んだことを話し、噂が広がる。リカがいないと思った同僚はリカを誰とでも寝る女とひやかす。同僚は続けてそんな女と寝る完治は馬鹿だと言う。完治のことを悪く言った同僚にリカは怒る。

三上は再び関口のところへ向かい、もう他の女とは遊ばないと連絡帳を燃やす。そして三上は関口と寝る。それを三上は完治に電話で伝え、関口一本で行くことを宣言する。

完治のポケットにパズルのピースは入っていた。それは僕が考えるに、リカがわざと入れたのだと思う。また家に来てほしいから。再び会える口実にしたいがために。完治はその日、リカが同僚に対して怒っていたこともあり、リカの家に向かう。途中、リカを発見し、ピースを渡す。元気の無いリカを励まそうとするも、いつも元気にしてくれるリカのようには自分はできないと伝える。「君のことが好きだ」とうそでも言ってほしい、そうすれば自分は元気になれるとリカは言う。完治は背を向けて「好きだ」と言う。どのくらいと聞くリカ。このくらいと小さく腕を広げる完治。納得しないリカを見て、完治は「このくらい!!」と遠く走り出す。リカは「嘘つき!!」と言い、「ねえ、セックスしよう」と言う。そして完治はリカと寝る。

最後がすごく良いシーンだった。




第四話 君の翼になる
前の日の夜のこともあり、出勤した完治はドギマギした様子で、同僚に誰かと寝たのかという冗談を言われてしまう。それを見たリカは東京の女の子なんてみんなやっていて、すぐに忘れるのよと軽くあしらう。それを聞いた完治はどこまで本当だったのかわからなくなる。

三上と関口は映画館でデートをする。そこで関口が今の状況をまるで映画のようだと言い、幕が閉じれば三上はいなくなってしまうのではないかという冗談を言う。三上は関口がまだ完治のことを思っていることを悟る。三上はそれを確かめるために、同棲しようと切り出す。あまり乗り気でない関口を見て、ますます関口の完治への思いに確信を持つのであった。

完治は営業先のアルペンへ新製品を売りにいくが、取り合ってもらえない。店主は帰り際に、今度来るときはリカを連れてくるように言う。完治はこの店主ともリカが寝ているのではないかという悪い想像をする。

三上は完治を誘って3人でデートすることを提案する。完治の前で関口がどう出るか見てみたいからだ。完治は気まずいのでリカを誘うことにする。完治と関口との間を明るく取り持つリカ。三上は完治にリカのこと好きだろと言う。完治は否定するも三上にはバレバレである。リカは夕食のときも相変わらずみんなを楽しませる。リカは完治とは昼も夜も相性が良いと三上と関口の前で言う。完治は突然そんなことを言われたので、否定してリカを悲しませる。三上と関口と解散後、リカは完治に関口のことがまだ好きなんだと言う。完治はリカにさっきは悪かったと謝る。リカは強がって、完治が本気になってるのを小馬鹿にして、今までのは全部遊びだったのよと冗談を言う。完治は真に受けて、アルペンの店主と仕事とるために寝たんだろと言い、リカを怒らせる。リカは最初、空港で会ったときのことから今まで全部忘れようと言って去る。

一方、三上は関口と家にいると、医学部の女友達が授業のノートを届けにきた。関口にそれを見られ、女友達は馬鹿にしないでと三上をビンタして去る。関口は帰ろうとする。三上は呼び止め、三上が完治の前で関口と同棲するということを言ったのは、関口がまだ完治ことを好きだからだと言う。

翌日、完治はアルペンに行き、契約を取ることに成功する。店主はリカの頼みで断れなかったと言い、リカを飲み誘ったが、好きな人で頭がいっぱいなので無理と断られたと言う。完治は急いでリカのもとへ、謝りに行くも、リカは出張に行ってしまう。心ここにあらずで、出張が終わるまで完治は待つ。出張から戻ってくると、リカは完治を無視する。完治の気分も沈むも、机の下には、出張先で取った雪で作られた雪だるまが入ったクーラーボックスが完治宛に置いてあった。完治はリカに電話し、会う。リカは完治のことをずっと考えていたと思い、どれだけ完治が自分ことを好きか確かめる。会いたいと言ったら来てくれる?、ヒマラヤの頂上でも?、そこにおでんを持って来てくれる?、魔法を使って空に虹をかけてくれる?と聞くと、それは無理だけど魔法をかけられると完治。どんなとリカが聞くと、完治はリカにキスをする。

今回もラストが良かった。リカが完治のことを嫌って、ヒヤヒヤした場面もあったけど、よかったよかった。

FiNC(フィンク)ダイエット家庭教師

第五話 いつも思い出して
4人で温泉に行くことになるも、関口は三上とのケンカのことで、三上が来るのか懸念していた。三上は完治に関口と別れたら、お前うれしいかと聞くも、完治が何考えてんだと返した。三上は先日のケンカを自分の勘違いだと関口に謝る。温泉に入りながら、三上は女湯にも聞こえるように、自分のやきもちだったと皆の前で懺悔する。関口は三上に部屋に戻った後、本心を聞くと、三上は本当だと答える。関口は信じてると告げる。

完治とリカは夜、温泉宿の外を散歩する。リカは完治が夢に出てきたことを話し、これまで付き合ってきた人とフォークダンスを踊るという夢だった。しかし完治の番になってしまうと音楽は止まってしまった。二人はテネシーワルツを口ずさみながら、夢の続きを楽しむ。関口もリカもこの関係がずっと続くか不安でしょうがないのであった。

温泉から帰ってきてから数日後、リカが完治の家に遊びにくる。地元の写真を見ながら、今度は愛媛に二人で旅行に行こうと約束する。

関口は三上のことを不安に思い、アポなしで大学へ行く。そこでは偶然、三上と以前、三上の家に来た医学部の女友達がいた。関口は二人が仲良くしているのを見てしまい、その場を去る。三上は後を追いかけるが無駄だった。

完治の誕生日、リカと完治は家で誕生日パーティーを二人ですることを約束する。準備もあり、リカは先に帰った。すると関口から仕事場へ完治に電話がかかり、会うことになる。リカは二人の待ち合わせの場面を見てしまう。関口は完治に、三上よりも完治といたほうが心が安らぐと言う。完治はそんなことを言われても困ると返し、リカのために早く家に帰る。帰宅後、待っていたリカと24歳の誕生日を祝う。そこで完治は帰宅が遅れたことを誤り、遅れた理由を仕事だとウソをつく。リカはウソに怒り、家を飛び出す。リカは「私だけを見てて。でなきゃよそに行っちゃうよ。」と泣きながら去る。

WiMAXならSo-net!期間限定キャンペーン実施中

第六話 赤い糸に結ばれて
次の日、完治はリカが忘れていたバッグを渡すために通勤路で待ち合わせをする。リカは思ったよりも明るいので完治は安心するも、リカは怒ってないわけないと言う。完治に大きな声で愛していると言ってほしいと言うと、完治は場所も場所なので無理だと答える。リカは完治愛していると言って去る。それを聞いた同僚は社内に熱々ぶりを伝える。

会社でリカは完治に関口のことをまだ思っているのかと問いただすと完治は当然否定する。リカはもうウソをつかいないでほしいと伝え、これから誰と会ったか、誰とキスしたのか逐一すべて教えてほしいと完治に約束させる。そこに三上から電話があり、関口が盲腸で入院したという知らせを受ける。完治はリカと見舞いにいくことにした。

三上は以前、医学部の尚子といるところを関口に見られたこともあって、関口の病室はどことなく気まずい空気が流れている。完治とリカが来ると、明るい雰囲気になる。リカは完治が盲腸で関口があそこの毛を剃ったのかなと言っていたと冗談を言う。途中、リカと三上は果物を買いに病室を出る。リカは三上に浮気をしたのかと聞くと、してないと三上が答えるので、すぐに信じる。それを見て三上はいい女だなと言って、間違いを起こしそうと冗談を言う。

関口と二人っきりになった完治。関口はあんなに三上のことが好きだったのに、よくわからなくなったと言う。完治は何言ってんだと怒り、前に完治といるほうが良いと言ったことのようなことはもう言うなと言う。そこに尚子がお見舞いに入ってくる。リカと三上も戻ると、尚子は以前の誤解を解くために誤り、今度結婚するという。動揺する三上はそれを言うのを忘れていたと言ってその場を繕う。

後日、三上と完治はバーへ飲み行く。完治は関口のことだけを見て、浮気するなと三上に誓わせようとする。それで三上は完治にリカのことだけが好きだと言ってみると、完治は動揺する。そのあと、関口が昔さくらんぼの種を飲み込んだ話を完治がして、そういう女の子が好きだと言う。完治の関口への思いが露呈する。べろんべろんになった二人はリカの家に行く。完治はすぐに寝て、三上とリカは話を続ける。三上はやっと関口をものにできたのに何をやっているんだと言う。リカはもう関口のことが好きではないのかと聞く。三上は一人だけを好きになるのはおかしいと言う。男ってフラれた女の方がまぶしく見えると三上は言う。

三上は尚子にバーに呼び出される。そこで三上は尚子に親がひいたレールに剃って結局結婚するのかといい、尚子は不満そうに酒をいつも以上に飲む。尚子を一人でタクシーで送ろうとすると、尚子が一緒に乗って送ると誘う。三上の家の前で、降りる三上はお金を渡して、彼女を成城まで送る。しかし走り出したタクシーはすぐに止まり、尚子が降りてくる。尚子は三上に本当は結婚するのなんて嫌で、今まで誰かが自分をさらってくれることを待っていたと言い、三上を抱く。それを仕事帰りの関口が見てしまう。関口はどうしてもいられなくなり、その場を去って、完治に留守番を入れる。

リカは完治の家に行くと、完治はまだ帰っていない。留守番を聞くと、関口の件を聞いてしまう。リカは身支度をして、帰ろうとするも思いとどまる。そこでまた出て行くと、完治を悲しませる。リカは以前見た完治の地元の写真を取り出し、見て前に約束した愛媛旅行に行くことを思い出す。完治はリカをバーで会い、話を聞くも、完治はどうすることもできないと言う。完治は帰宅し、リカに関口に会ったことを伝える。リカは本当のことを言ってくれて、うれしいと言う。リカは許す代わりに愛媛旅行に行こうと提案し、夜行列車で行こうと言う。

★回答者全員に5000円★新築マンション・新築一戸建て購入者アンケート★

2014年1月以降、首都圏・関西にて新築マンションを購入された方!

■■■■回答者全員に5000円!!■■■■



第七話 愛は待たない
次の日完治はリカから前の日に話した愛媛旅行の話をされる。完治はまた今度行こうと話をする。

三上は関口が前の日に帰宅してなかったので心配し、関口の幼稚園にやってくる。関口は会いたくないので帰ってもらう。完治はその夜、三上を誘って食事に行く。完治は関口が三上が他の女を抱いているところを見たことを教える。三上は言い訳を考えてくれというと完治は三上を殴る。リカは手当てをするために二人を完治の家に連れて行く。リカは完治とケンカ中だと言い、リカは帰宅する。三上はしばらく完治の家に泊まることにする。完治はその夜にリカに電話をかけるもリカは出ない。リカは完治が関口のことで三上を殴ったことで苦しむ。

尚子は三上を学校で見かけて話す。三上はフィアンセと会わせろと言うが、尚子は結婚するという。三上は何だよと言って声を大きくするが、尚子はあなたにはあんなすてきな人がいるじゃないと言う。

関口はリカを電話で呼び出し、今までの迷惑を謝る。完治を頼ったりしたからだ。リカは関口はまじめすぎると言う。リカは関口がもう三上と別れることを悟る。リカは会社に帰ると、完治に愛媛に明日行くことを伝えて驚かせる。完治はそんな急に言われても無理と断る。リカは完治が関口が別れることを知る前に、愛媛に行き二人の溝を埋めたかったのだ。

翌朝、三上と完治が寝ているところにリカは押し掛けて、愛媛に行くために完治を引っぱり起こす。しかし完治は聞く耳持たずでリカを追い返す。

その日、リカの元恋人である部長から完治はリカのことを聞かれる。リカは全部でぶつかっていく、あいつの機嫌の悪さはいつも寂しさの裏返しだからと言う。それは黄色信号であり、赤信号はない。そのときにはもう彼女はどこかへ行っている。完治はリカを屋上へ呼び出し、明日ディズニーランドへ行こうと提案する。機嫌の直らないリカは、関口が三上と別れることを完治に教える。

フラレてしまった三上はバーで飲んでいると、リカがやってくる。話を聞いてあげるためにリカは付き合う。リカは完治に電話をし、関口のところへ行けと言う。自分にも同級生っぽいことをさせてくれと言って電話を切る。リカと三上は車で河原まで行く。三上はリカに完治に関口のところへ行かせて良いのかと聞くと、リカは自分が完治でもそうしていただろうと答える。リカは完治に行かせることによって、完治を守った。もしリカが何も言わなかったら、完治は隠してでも関口のところへ行っただろう。

完治は関口のところへ行く。関口は泣きそうになるがこらえる。完治は泣いちまえと言う。我慢することなんてないと。関口は完治に抱きついて泣く。

リカと別れた三上は完治に電話する。三上は愛媛に誘ったのも、関口に会わせたのもリカの優しさだと言う。完治はわかってるよと言い電話を切る。そうすると部屋の隅に追いやった愛媛への航空券を発見する。完治はリカを家の前で待つ。リカが帰ってくると完治はリカを抱く。

第八話 この恋を信じたい
リカは出社後、完治に関口に泣きつかれたのかといつものようにからかう。完治は否定も出来ずにイラつく。自分の彼女がそんなことを自分から言うのが理解できないと思っている。

三上は尚子と学校で会い、結婚式のことを聞かされる。尚子は三上に招待状を送るので関口と一緒に来たらどうかと提案するも、三上は尚子に関口にフラれたことを伝える。三上は尚子に結婚なんてやめちまえと言うと、いつものように尚子があなたには関係ないでしょと言う。三上はそうと来るなら、関口にフラれたのは尚子のせいだと言い残して去る。

完治は同窓会の幹事になり、参加者に電話をする。リカは関口に電話していないことを見て、勝手に電話をするフリをする。完治は本当に電話しているのと勘違いして、焦る。リカは好きだよ完治という。完治は余計な心配するなと言う。

完治は同窓会に行き、リカは和賀に食事に誘われる。完治とうまく行っているのかといつものように心配する和賀。そして和賀はずっと前にリカが海外勤務希望を出していたことを話、ロサンゼルス支社への転勤の候補にリカが挙っていることを伝える。

完治は同窓会で関口と会う。関口は以前よりも明るい雰囲気で完治は驚く。まるで高校生のときの関口のようだった。

リカは和賀と別れると、偶然三上と会う。三上の新居に行き、二人で話す。三上はリカは重い、間違った愛し方をしていると指摘するも、リカは間違いとか正しいとかはないと言う。もっと上手に人を好きになれたらなあとリカは言う。

完治は帰宅すると、リカが完治の母親と電話をしていた。それに完治は怒る。田舎の母親が彼女が家に居ることがわかれば、すぐに結婚だと早とちりするから今度から電話には出るなと言う。リカは結婚なんて考えていなかったというが、これは嘘だろう。

三上は関口の家に荷物を取りにいく。関口がそこへ帰ると、思いの外明るく片付けを手伝ってくれる。それを見て、三上はその笑顔で関口を好きになったのに、付き合っているときにその笑顔はなかったと答える。関口は良いこともあったと言って、最後に手作りのマフラーを渡す。

完治は次の日、リカに夜空いているかと聞く。リカは仕事が立て込んでいて、夜は空きそうにないと言うと、完治はあっさり諦める。その後、関口から三人での飲み会に遅れるという電話がリカに入る。リカは完治が自分に来てほしくないと思っていることを悟り、完治を探すも完治は見つからなかった。落ち込むリカに和賀がロス転勤決定の知らせを伝える。

完治は関口と会い、楽しくボーリングをしてバーへ行く。そこで関口が高校の卒業式で三上と完治からもらった第二ボタンを取り出す。懐かしい話に花を咲かせる。バーを出て、橋のところで二人は話す。関口は三上からもらったボタンを川に投げ捨てる。もう持っていてはいけないと言い、自分はもう昔の自分ではなく汚れてしまったと言う。完治はそんなことはない、関口は昔のままだと強く言う。

夜、完治の家のインターホンが鳴る。出るとリカの同僚の女性2人とリカが入ってくる。酒を注ぐリカに完治は不機嫌な顔をする。同僚は気まずいので帰ることにする。玄関で同僚がリカに転勤の話でもしてくれと言い、完治は驚く。完治はリカに問いただし、なぜ言ってくれなかったと問う。リカは探してもいなかったと言う。完治はなぜ同僚なんか連れてくるんだと聞くと、今夜会ったらさよなら言わなきゃいけなくなるのかな、そう思ったらこわかったと言う。さよならって転勤のことかよと完治は見当違いなことを聞き、リカは違う、私に黙っていることないかと聞き、家を飛び出す。走るリカ、追いかける完治。踏切を挟んでリカは関口と一緒にいたかったでしょうと完治に問いただす。完治は何も答えられない。踏切が開くと、そこにもうリカはいなかった。

リカは公園の公衆電話で完治に電話するも、完治の第一声は関口?だった。リカは何も言わずに切り、次に電話をする。しばらくするとタクシーで一人の男が現れた。それは和賀だった。




第九話 行かないで
和賀は翌日、完治と昼飯を食べに行き、リカの転勤のことで揉めているのかと聞く。完治はリカの元々の希望だからそれを尊重したいと思っている。和賀はリカが完治に惚れたのは懐がデカいからだと言う。完治はそんな度量はないと答える。和賀は逃げたいのなら簡単だ、ロスに行かせろと言う。

完治はリカを食事に誘う。完治はリカにとって一番いい答えは何かとばかり言い、全くロスに行くなと引き止めない。リカは完治に決めてほしいと思っている。

尚子は三上に結婚式の招待状を渡す。三上は結婚式に行き、尚子を奪い去ると冗談を言い、尚子を翻弄する。

関口と幼稚園の同僚は関口の家で鍋をする。同僚は完治に電話をし、完治を誘う。完治がやって来て、同僚の時子が関口がいつも完治のことが好きだとばかり言っていると言う。リカさえいなければと涙を流していたこともあると言い、一瞬場がしらけてしまう。

リカは三上を誘い、三上の家で飲む。三上に転勤のことを伝える。三上は完治に引き止めてくれとリカが言えばいいのにと言う。リカはそんなこと言わなくても完治は止めてくれると言う。

リカはいつまで完治のことを待っているんだと思った。完治は鈍いしひどい男だと見ている誰もが思い、リカを応援したいと思った。

時子が帰っても、完治は関口と楽しく話す。高校の文化祭のときに男子だけで集まっていて何をしていたのか関口が聞く。それは女の子を一人挙げて、海に誘うことを抽選で決めていた。完治は関口をその時選んでいたが、恥ずかしくて誘えなかった。完治は人生を巻き戻せるならそのときに巻き戻したいという。そのときに誘っていたら今とは全然違う人生になっていただろう。

リカは再三、転勤について完治に相談する。それでも完治はリカの人生を選択できないと逃げる。縛ることなんかできない。後悔するとかするだろうと完治は言う。完治に決めてもらいたい。完治に言ってほしいと期待しておかしいとリカは言う。もう俺なんかよせよと言ってリカは完治を平手打ちする。

そこから小田和正の「ラブ・ストーリーは突然に」流れて、リカの苦しい日々が流れる。完治のことを考え夜も眠れない、電話もしようとするも電話できない。数日後、リカはロスへの転勤を決意する。

尚子は三上をバーに誘う。そこに尚子のフィアンセを呼び出して、すぐに出て行く。

完治は関口にリカの転勤を伝える。完治は自分がリカを行かせようとした言う。普通だったら四六時中支えるが、リカの自由にさせてやりたいと思っていた。しかしそれは余計にリカを傷つける結果になってしまった。関口はそういう完治のところが好きと言う。

尚子は三上の家に来て、泊めてという。三上は何しているのかわかってんのかというと。尚子はどうして今更三上のことを思うのかわからないと答える。

リカは完治を早朝呼び出す。またロスの転勤のことを持ち出し、完治に好きだと言う。わびしさを感じるシーンだ。

三上は完治を呼び出し、転勤のことをどうするのかと聞く。完治はリカの人生を変えるのは重いと答える。三上はもうリカの人生を変えていると言い、関口のことを完治がまだ気になっているからリカのことを支えられなくなっていると言う。だからリカに一度すべて話せと。完治はリカを電話で呼び出すことになる。

完治が出て行こうとすると関口が家にくる。関口が行かないでといい抱きつく。そうしていると約束の時間は過ぎ、完治は関口にリカはもういないと言う。

第九話 約束
逐一書くのが大変なので、かなりざっとしたものを書く。

完治はリカにこれからの話を話すことが出来なかった。三上はリカと会って完治が話があるらしいと言っても、リカは言うことはわかっていると言う。再三リカが好きだというメッセージを送るも完治は答えてくれなかった。完治はリカに話をする機会を得て、このままリカとやっていく自信がないと伝えるも、リカは嘘をついていると言って別れることを認めない。翌日リカはロス行きを断り、休みをとってどこかへ行ってしまう。完治は三上の家などを探すが見つからない。完治は昔話した完治の故郷愛媛に行ったのではないかと目論み、愛媛に飛ぶ。柱に完治の名前を彫ったことを前に話すと、その隣に自分の名前を彫りたいとリカは言っていた。それを完治は思い出し、その柱のところへ行くと、リカの名前があった。リカが愛媛にいることを確信して、完治は街中の宿を捜索する。しかし見つからず、へとへとになりもう一度学校のグラウンドに戻るとそこにはリカがいた。

最終回 さよなら
学校や完治の地元を案内した後、16:48の電車にリカは乗るという。それまで一時間あるから、リカに日本に居てほしいなら駅に来て、来ないなら何も言わずにロスへ行くとリカは言う。完治は48分ギリギリに駅に行くも、リカはもうそこには居なかった。3年後、三上は尚子と、完治は関口と結婚していた。リカはロス支社を半年で辞めて行方不明になっていた。三上の結婚式の帰りに、完治と関口は偶然リカと再会する。リカは完治のことを好きになれて良かったと言って、最後に別れることにした。お互いなかなか別れられないので、いつかの同時に後ろに向いて別れる方法をとった。前回と同様に完治は途中でリカのほうを向く。リカは背を向けて反対方向へ歩いている。完治はもしかして思っていたが違ったので、また背を向ける。するとリカが振り返る。完治は背を向けている。そしてリカが完治の名前を呼ぶ。それで掛け合って抱き合うのかと思ったけど、呼ぶだけだった・・・。せつない終わり方だった。

全部を見た感想

リカの気持ちを全部的確に表現してああだこうだと言いたいところだったが、最後までリカは何をやっているのかよくわからず、周りに迷惑をかける女性だなあと思った。格好良く「完治はアホな男だなあ」と言いたいけど、同じ状況になれば自分も完治みたいに周りを見れずによくわからない行動を取っていたと思う。

それにしても完治はモテていたなあ。うらやましい笑。「東京ラブストーリー」を見ての感想が結局それかい!!と言われると思うが、それくらいしかわからなかった。三上が尚子と結婚して、尚子の親が反対しても、三上も医者なんだからそんなに不釣り合いではないやん・・・と思ったり、偏屈な見方をしていた。和賀をいつまでも彼氏面してんじゃねーよとも思ったりもした。関口がぐだぐた思い悩んでいるからみんな困ってるんじゃねーかと思ったり笑

最後は個人的には完治とリカに結ばれてほしかったと思った。ありきたりだけど、あそこまでリカが思っていたのだから報われてほしかったなあ。

感想がしょぼいことしか、書けないのは僕の人生経験が完治にはまだまだ到底及ばないからだろうなあと思いましたとさ。