not good but great

プログラミング、アート、映画・本の感想について書きます。

イラストレーター和田誠さんのエッセイ「似顔絵物語」を読んだ感想

イラストレータ和田誠さんのエッセイ。週刊文春の表紙の絵を描いている人です。一度は目にしたことのある人も多いのではないでしょうか。

和田さんは子どものころから似顔絵が描くのが好きで、中高生のときから、友達の絵を描いては楽しんでいたようです。おもしろかったのは、「先生の似顔絵の時間割表」を作っていたことでした。先生それぞれの特徴を描いているので、当時のクラスでは話題になったんだと思います。



似顔絵が得意で、多摩美に入学したのは良いものの、周りはみんな似顔絵くらいかける絵のうまい人ばかり。そこに苦しんだようですが、雑誌に著名人の似顔絵を投稿することを続け、挿絵を描く仕事をもらえるようになります。

似顔絵は友だちの顔を描くのとは違って、会ったことのない人の顔を似せるところに難しさがあります。最悪、一枚の写真のみで似顔絵を描くこともあったようです笑